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ジャズのことばかり考えてきた /児山紀芳

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≪商品情報≫

著者名:児山紀芳
出版社名:白水社
発行年月:2018年07月
判型:B6
ISBN:9784560096437


≪内容情報≫

世界のジャズ史にかかわった立役者の回顧録

「スイングジャーナル」編集長、ラジオパーソナリティ、プロデュース、未発表音源発掘などあらゆる面でジャズに携わってきた、ジャズ評論界の第一人者がジャズ史を証言する。
1960年代、まだレコード会社にすらジャズ市場のノウハウがない頃、著者は「スイングジャーナル選定ゴールドディスク」を企画し、名盤を紹介するとともにレコード会社とタイアップしてリリース。ここからジャズ市場が確立していった。また、専門雑誌としては前例のない海外取材を敢行。「リターン・トゥ・フォーエヴァー」結成の経緯を世界に先がけて特集するなど、数々のジャズジャイアンツの肉声を日本のファンに届けた。80年代にはプロデューサーとして活躍し、ヘレン・メリルやジョン・ルイスらの音源を日本から世界へ発信した。これら著者の数々の活動に、ジャズシーンの興隆にはミュージシャンとリスナーをつなぐ存在がいたとうなずかされる。
ソニー・ロリンズの苦悩を見た瞬間、薬物中毒で治療中のアート・ペッパーが海岸で聞かせてくれたサックスの音色、自分だけが聴くことを許されたハービー・ハンコックのリハーサルなど、読めば聴きたくなる逸話も多数。

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