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住居に都市を埋蔵する ことばの発見 /原広司

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≪商品情報≫

著者名:原広司
出版社名:平凡社
発行年月:2024年10月
判型:B6
ISBN:9784582543629


≪内容情報≫

「建築する行為は半分のことばと半分の〈もの〉からなる混成状態にある。住居のある形式が〈もの〉としてどんなことばを誘起し、逆にことばがどんな〈もの〉のあり方を誘導したか」。「有孔体」から「反射性住居」「多層構造」へ。世界の集落調査、古今の思想を導きの糸に均質空間にあらがって掘り進められた設計プロセスと省察。巻末インタビュー・山本理顕(聞き手・植田実)。

【目次】
「呼びかける力」
? 多層構造
森の輸送 虔十公園林フォリストハウス
多層構造論のためのノート
? 反射性住居
住居に都市を埋蔵する
線対称プランニングの成立条件と手法
形式へのチチェローネ 新しい住居形式を求めて
? 未触の空間
埋蔵
場面
離立
下向
反転
? 有孔体
有孔体の理論とデザイン 空間制御装置からなる構成的建築へ
浮遊の思想

新版あとがき

巻末インタビュー
建築家にして教育者 山本理顕 聞き手・植田実

【著者略歴】
原広司(はら・ひろし) 1936年神奈川県生まれ。建築家、東京大学名誉教授。1959年、東京大学工学部建築学科卒業、1964年、同大学数物系大学院建築学専攻博士課程修了。1961年、RAS設計同人設立、1970年、アトリエ・ファイ建築研究所との協働を開始。作品に伊藤邸(1967)、粟津邸(1972)、原自邸(1974)、田崎美術館(1986/ 日本建築学会賞作品賞)、ヤマトインターナショナル東京本社ビル(1987/ 村野藤吾賞)、虔十公園林フォリストハウス(1987)、飯田市美術博物館(1988)、梅田スカイビル(1993)、京都駅ビル(1997)、宮城県図書館(1998)、札幌ドーム(2001)、東京大学生産技術研究所(2001)ほか。著書『建築に何が可能か??建築と人間と』(学芸書林1967)『空間〈機能から様相へ〉』(岩波書店1987/ 岩波現代文庫2007/ サントリー学芸賞)『集落への旅』(岩波新書1987)『住居に都市を埋蔵する??ことばの発見』(住まいの図書館出版局1990/本書)『集落の教え100』(彰国社1998)、編著「SD」別冊『住居集合論』(全5巻、鹿島出版会1973-79)ほか。2013年、日本建築学会大賞受賞。

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