分析心理学セミナー 1925年、チューリッヒ /カール・グスタフ・ユ ソヌ・シャムダサーニ ウィリアム・マガイア

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≪商品情報≫

著者名:カール・グスタフ・ユング、ソヌ・シャムダサーニ、ウィリアム・マガイアー
出版社名:みすず書房
発行年月:2019年10月
判型:B6
ISBN:9784622088431


≪内容情報≫

〈意識の流れはある道のりを、そして無意識の流れは別の道のりを進むものだということには気がついていたのですが、どこでこの二つの流れが合流するのかがわかっていなかったのです。(…)超越機能という言葉を用いることで、私は意識と無意識の媒介の可能性について詳しく述べてみたのですが、これは大いなる光明としてやってきたものなのです〉
本書は1925年のチューリッヒにおいて、ユング心理学がまさに産声をあげたセミナーの記録である。
フロイトとの交流と決別、その後に訪れた心の危機、そして〈無意識との対決〉から超越機能へ――。『赤の書』のもととなった自己実験に取り組んだ後のユングによる赤裸々な語りは、『ユング自伝』の素描となった心理療法家の人生の記録であり、心をめぐるひとつの思想の誕生でもあった。
無意識という心の深みへと降りていくことは、われわれにとってどのような経験なのか? そして、ユングはいかにしてそれを可能にしたのか? 広大な思想の最良の手引きと呼ぶべき、ユング心理学誕生のドキュメンタリ。

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