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ハーレム・チルドレンズ・ゾーンの挑戦 貧乏人は教育で抜け出せるのか? /ポール・タフ 高山真由美

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≪商品情報≫

著者名:ポール・タフ、高山真由美
出版社名:みすず書房
発行年月:2020年05月
判型:四六判
ISBN:9784622088981


≪内容情報≫

「われわれが想像する社会政策をはるかに超えた、魅力的かつ感動的なストーリーだ」(『GQ』誌)

「なぜすべての子供に成功するための道具を与えられないのか? なぜ現実生活における「競技場」を平らにならすことができないのか?」「ほんとうに重要なのは個々のプログラムの成果ではなく、子供たちの生活を根本から変えられるかどうかなのだ…地域の子供を一人として取りこぼすことのないような、密に編まれたセーフティネットを用意する――それが〔創設者〕カナダの目標だった。シンプルだが画期的なこのプログラムを、カナダは〈ハーレム・チルドレンズ・ゾーン〉と名づけた」
「貧しい子供のたどる軌道を変えること。それが本書の結論である。子供の人生のできるだけ早い段階で介入すること。思春期が終わるまで介入をつづけること。学校では余分の授業時間を与え、学校の外では余分のサポートを与えること。できるなら保護者を巻きこみ、保護者があてにならない場合には努めてその不在を埋めあわせること。子供の認知能力を伸ばすことに焦点を当てるが、社会スキル、感情面のスキルのような非認知能力も育むこと」(本文より)
ノーベル経済学賞受賞者ジェームズ・ヘックマンの教育理論を実践したかのようなNPOの実践を紹介する。

《ハーレム・チルドレンズ・ゾーンの方法論》
●前例のない規模
●総合的なアプローチ
●成功へのパイプライン
●早期からの開始
●大学が答えだ
●データの重視
●コミュニティの再生
●性格を育む
●なんとしてもやり抜く

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