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八重山の1945年 /大田静男

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≪商品情報≫

著者名:大田静男
出版社名:みすず書房
発行年月:2025年07月
判型:四六判
ISBN:9784622097761


≪内容情報≫

アジア・太平洋戦争末期、米軍の沖縄本島上陸を前に、島々は戦場になった。先島(八重山・宮古諸島)攻撃の中心を担ったのは、戦後世界における権威・権益を見すえた英軍だった。主な任務は日本軍航空施設の無力化である。石垣島に漂着した反乱清国人苦力(クーリー)たちを米英軍が砲撃し捕縛したロバート・バウン号事件から93年後だった。
明治維新後、八重山は琉球併合をへて沖縄県の一部となった。かつて琉球王府の人頭税で土地と島空間に縛りつけられていた民衆は、皇民化教育や徴兵制をとおして近代社会を知った。標準語励行。郷土部隊。経済活性化のための軍隊誘致決議。御嶽(うたき)信仰の神道化。熱狂はつくられる。
やがて陸海軍総兵数一万三千人が配備され、島民の根こそぎ動員が始まる。食料供出。台湾疎開。マラリア猖獗地帯への避難。爆撃。特攻。学徒の鉄血勤皇隊……。ヤマト世は戦世だった。歌と踊りで神をもてなす島々の民は、いかにして軍事化の道を歩んだのか。
本書は英米軍の活動報告や日本兵の日記、島の住民の証言を読み、歴史を綴り、上空で爆弾を投下する側と下で爆撃される側の視点を交差させる。各地に拡がる八重山出身者の戦死記録や米軍の偵察分析を付す。
台湾や尖閣の有事を想定した沖縄本島・先島の基地化、島民の島外避難計画が進む今こそ、未来へと託す「八重山の戦争」。

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