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講義 宗教の「戦争」論 不殺生と殺人肯定の論理 /鈴木董
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- 商品情報
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≪商品情報≫
著者名:鈴木董
出版社名:山川出版社(千代田区)
発行年月:2024年07月
判型:A5
ISBN:9784634152472
≪内容情報≫
なぜロシア正教トップは「プーチンの戦争」を称賛したのか!?イスラエルの入植活動を正当化するユダヤ教の「論理」とは?平和を尊ぶ仏教が戦争を容認する時と場合とは?コーランの「(不信仰者の)首を打ち切れ」はどう解釈されるのか……世界の宗教にはどのような「不殺生」についての「戒」や「倫理」があり、それが時と場合によりどのように「殺人肯定」「戦争容認」へと変化するのか。キリスト教(カトリック、プロテスタント、東方正教)、ユダヤ教、イスラームのほか、ゾロアスター教、ヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教(初期仏教・上座部仏教、大乗仏教、日本の仏教)、中国の儒教、道教の各宗教を第一線の研究者が論考する。
---------------------------------------------
〈目次〉
序論 宗教と戦争を考える [鈴木董]
第一講 キリスト教の戦争論 [黒川知文]
――聖書と神学、クリスチャン(トルストイ、内村鑑三、ヴェーバーほか)の言説から
第二講 宗教戦争と民族紛争の本質構造 [黒川知文]
――十字軍、三十年戦争、パレスティナ戦争など
第三講 正教会(東方教会)の戦争論 [黒川知文]
――プーチン・ロシアにおけるビザンティンハーモニーの復活が意味するもの
第四講 ユダヤ教における聖戦 [志田雅宏]
――理念と実践のはざま
第五講 イスラームは「戦争」をどう考えるか [鎌田繁]
――クルアーンと古典的法学、「反体制派のジハード論」
第六講 ゾロアスター教の戦争イデオロギー [青木健]
――「世界最古の啓示宗教」とサーサーン朝ペルシア帝国
第七講 ヒンドゥー教の古典にみる「宗教と戦争」 [杉木恒彦]
――クシャトリヤ(戦士)の役割と救い
第八講 ジャイナ教の不殺生戒と戦争 [上田真啓]
第九講 仏教と戦争――持たざる者の平和論 [馬場紀寿]
第十講 大乗仏教から考える戦争と平和 [蓑輪顕量]
――『法華経』『涅槃経』を手がかりに
第十一講 「僧兵」から考える日本仏教と戦争 [大谷由香]
第十二講 儒教における「人を殺すべき場合」 [小島毅]
第十三講 道教と戦争 [横手裕]
総括 全講義を振り返って [鈴木董]
著者名:鈴木董
出版社名:山川出版社(千代田区)
発行年月:2024年07月
判型:A5
ISBN:9784634152472
≪内容情報≫
なぜロシア正教トップは「プーチンの戦争」を称賛したのか!?イスラエルの入植活動を正当化するユダヤ教の「論理」とは?平和を尊ぶ仏教が戦争を容認する時と場合とは?コーランの「(不信仰者の)首を打ち切れ」はどう解釈されるのか……世界の宗教にはどのような「不殺生」についての「戒」や「倫理」があり、それが時と場合によりどのように「殺人肯定」「戦争容認」へと変化するのか。キリスト教(カトリック、プロテスタント、東方正教)、ユダヤ教、イスラームのほか、ゾロアスター教、ヒンドゥー教、ジャイナ教、仏教(初期仏教・上座部仏教、大乗仏教、日本の仏教)、中国の儒教、道教の各宗教を第一線の研究者が論考する。
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〈目次〉
序論 宗教と戦争を考える [鈴木董]
第一講 キリスト教の戦争論 [黒川知文]
――聖書と神学、クリスチャン(トルストイ、内村鑑三、ヴェーバーほか)の言説から
第二講 宗教戦争と民族紛争の本質構造 [黒川知文]
――十字軍、三十年戦争、パレスティナ戦争など
第三講 正教会(東方教会)の戦争論 [黒川知文]
――プーチン・ロシアにおけるビザンティンハーモニーの復活が意味するもの
第四講 ユダヤ教における聖戦 [志田雅宏]
――理念と実践のはざま
第五講 イスラームは「戦争」をどう考えるか [鎌田繁]
――クルアーンと古典的法学、「反体制派のジハード論」
第六講 ゾロアスター教の戦争イデオロギー [青木健]
――「世界最古の啓示宗教」とサーサーン朝ペルシア帝国
第七講 ヒンドゥー教の古典にみる「宗教と戦争」 [杉木恒彦]
――クシャトリヤ(戦士)の役割と救い
第八講 ジャイナ教の不殺生戒と戦争 [上田真啓]
第九講 仏教と戦争――持たざる者の平和論 [馬場紀寿]
第十講 大乗仏教から考える戦争と平和 [蓑輪顕量]
――『法華経』『涅槃経』を手がかりに
第十一講 「僧兵」から考える日本仏教と戦争 [大谷由香]
第十二講 儒教における「人を殺すべき場合」 [小島毅]
第十三講 道教と戦争 [横手裕]
総括 全講義を振り返って [鈴木董]