1989 ベルリンの壁崩壊後のヨーロッパをめぐる闘争 上 /メアリー・エリス・サ 奥田博子

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≪商品情報≫

著者名:メアリー・エリス・サロッティ、奥田博子
出版社名:慶應義塾大学出版会
発行年月:2019年09月
判型:四六判
ISBN:9784766426212


≪内容情報≫

その壁を突き破れ!



ベルリンの壁はなぜ崩壊したのか――

崩壊の危機にあるソ連の再興を図るゴルバチョフと

ドイツ再統一を目論むコール。

いま、冷戦後の新生ヨーロッパをめぐる戦いの火蓋が切られる!



1989年11月9日、突如として、ベルリンの壁は崩壊した。

なぜ、崩壊したのか――。



誰もが予想だにしない事態に立ちすくむなか、

この好機を逃すまいと、西ドイツ首相ヘルムート・コールは、

東西ドイツの統一に向けて動き始める。

だが、その行く手には、崩壊の危機にあるソ連の再建を図るため、

「ヨーロッパの共通の家」という壮大な構想を打ち出したゴルバチョフ、

米ソに代わる第三極としてのヨーロッパの拡大を企むミッテラン、

NATOを拡張し、アメリカのプレゼンスの強化を目論むブッシュが待ち構えていた――。



ベルリンの壁崩壊の激動の一日と、

崩壊後の歴史のダイナミズムをリアルに描き出す力作。

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