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フラナリー・オコナーの受動性と暴力 文学と神学の狭間で /山辺省太

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≪商品情報≫

著者名:山辺省太
出版社名:彩流社
発行年月:2019年03月
判型:B6
ISBN:9784779125737


≪内容情報≫

アメリカ南部を代表するカソリック作家、

フラナリー・オコナー(1925-64)。



彼女の文学世界は、なぜグロテスクで暴力的な光景に

満ちているのか。



暴力性は、どのように神の倫理と結びつき、

神の恩寵の瞬間を迎えるのか。



暴力と恩寵が混在したオコナーの文学/神学世界において、

どのように登場人物の主体性が奪われ、

神の啓示の前で受動的な存在になるのか、

具体的な作品分析をとおして、

オコナー文学が内包する倫理に着目する。



? フラナリー・オコナー(1925-64)

アメリカ南部を代表するカソリック作家。

父親と同じ紅斑性狼瘡を煩い、39歳の若さで亡くなる。

短編小説の名手として知られ、

名前を冠した「フラナリー・オコナー短編小説賞」がある。



? 映画『スリー・ビルボード』【第90回アカデミー賞(2018年)

主演女優賞・助演男優賞受賞】が、オコナーと関連づけられ、

話題になりました!



?1960年代のアメリカ南部を舞台にした

映画『グリーンブック』(20019年3月1日公開)が、

第91回アカデミー賞(2019年)作品賞・助演男優賞・脚本賞を受賞!

アメリカ南部に注目が集まります!

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