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蘇我王朝の正体 大王馬子・蝦夷・入鹿を語る /林順治

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≪商品情報≫

著者名:林順治
出版社名:彩流社
発行年月:2019年11月
判型:四六判
ISBN:9784779126420


≪内容情報≫

明日香=飛鳥の地が蘇我王朝の居城であった!



見瀬丸山古墳(欽明)、双墓(ならびばか…蝦夷と入鹿)、

天武と持統の檜隈大内陵(八角墳)、馬子の墓(石舞台古墳)が

東西一直線に並ぶ明日香=飛鳥は“天井のない歴史博物館”

とも呼ばれる。

4世紀後半から5世紀にかけて朝鮮半島から加羅系と百済系の

新旧二つの渡来集団の史実を無視して日本古代国家の成立を

明らかにすることはできない。

百済の蓋鹵王の弟昆支(応神、倭王武)と弟の余紀(継体)は

大和川と石川の合流点の羽曳野に本拠を置く加羅系の

倭の五王済のもとに婿入りした。

全長525メートルの大山古墳(伝仁徳陵)に

昆支王の弟余紀(継体天皇)が埋葬され、誉田陵(伝応神陵)に

昆支王(応神、倭王武)が埋葬された。

倭王武の晩年の子欽明は安閑の娘石姫を皇后とし、

昆支王を始祖王とする蘇我系豪族の娘堅塩媛を妃とした

(531年の辛亥のクーデター)。その後、欽明は

后の堅塩媛とともに大和橿原の見瀬丸山古墳に埋葬された……。



この仮説を否定するには見瀬丸山古墳=畝傍陵墓参考地の

発掘調査しかない!

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