奈良の文学とことば /奈良大学 山田昇平 岸江信介

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≪商品情報≫

著者名:奈良大学、山田昇平、岸江信介
出版社名:ナカニシヤ出版
発行年月:2020年03月
判型:A5
ISBN:9784779514630


≪内容情報≫

妖怪「ガゴゼ」と元興寺の関係、後南朝を描いた稗史小説、近代文学者と奈良の関係、昭和初頭に栄えた奈良の映画産業、近畿地方のあいさつことばの分析……、多様な視点から古都・奈良の文化の隠れた側面を明らかにする。


●著者紹介
山田昇平(やまだ・しょうへい)
奈良大学講師。国語学専攻。一九八六年、鳥取県湯梨浜町生まれ。大阪大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。
主な著書 「漢語接尾辞「チュウ」・「ヂュウ」の歴史―中世末・近世初期における―」(『訓点語と訓点資料』一四三、訓点語学会、二〇一九)、「コリャードが用いる子音字‘v’ のない‘o’‘?’は何をあらわすか―キリシタンのローマ字表記に対する解釈をめぐって― 」(『語文』一一一、大阪大学国語国文学会、二〇一八) ほか。

岸江信介(きしえ・しんすけ)
奈良大学教授。方言学専攻。一九五三年、三重県津市生まれ。愛知大学文学部文学科卒業。
主な著書 『大阪のことば地図』〔共編著〕(和泉書院、二〇〇九)、『新日本言語地図』〔共編著〕(朝倉書店、二〇一六)、『関西弁事典』〔共編著〕(ひつじ書房、二〇一八)ほか。

中尾和昇(なかお・かずのり)
奈良大学講師。日本近世文学専攻。一九八二年、大阪府高槻市生まれ。関西大学大学院博士課程後期課程修了。博士(文学)。
主な著書 『馬琴読本の様式』(清文堂出版、二〇一五)、『名所図会でめぐる大阪―摂津?―』〔共編著〕(関西大学大阪都市遺産研究センター、二〇一四)、「京伝・馬琴の合巻制作―『八重霞かしくの仇討』と『十三鐘孝子績』―」(『読本研究新集』十、二〇一八)ほか。

光石亜由美(みついし・あゆみ)
奈良大学教授。日本近代文学専攻。一九七〇年、山口県下関市生まれ。名古屋大学大学院人間情報研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(学術)。
主な著書 『自然主義文学とセクシュアリティ―田山花袋と〈性欲〉に感傷する時代―』(世織書房、一九一七)、『ケアを描く 育児と介護の現代小説』〔編著〕(七月社、一九一九)ほか。

木田隆文(きだ・たかふみ)
奈良大学教授。日本近代文学専攻。一九七二年、京都府京都市生まれ。龍谷大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。
主な著書 『戦時上海グレーゾーン』〔共編〕(勉誠出版、二〇一七)、『戦前期中国関係雑誌細目集覧』〔共著〕(三人社、二〇一八)ほか。

松本大(まつもと・おおき)
奈良大学講師。中古文学専攻。一九八三年、埼玉県上尾市生まれ。大阪大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。第七回中古文学会賞。第十二回日本古典文学学術賞。
主な著書 『源氏物語古注釈書の研究―『河海抄』を中心とした中世源氏学の諸相―』(和泉書院、二〇一八)、ほか。

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