倫理的なサイコパス ある精神科医の思索 /尾久守侑

販売価格
1,870
(税込)
出荷目安:
1~2営業日で出荷
たまるdポイント(通常) 17

※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。

dカードでお支払ならポイント3倍

  • 商品情報
  • レビュー
≪商品情報≫

著者名:尾久守侑
出版社名:晶文社
発行年月:2024年05月
判型:B6
ISBN:9784794974242


≪内容情報≫

いつだって条件はそろわないし、予想通りにいかない
それでも診療は進んでいく―――――

精神科医として約10年、つねに頭をフル稼働させて格闘する日々を送る著者。
「予期せぬこと、焦ること、絶体絶命のピンチになること」であふれている現場で、
著者は隠しきれない生身の自分を抱えながら試行錯誤する。
「切り捨ててしまったかもしれない部分をもう一度検討し直せる
〝倫理的なサイコパス〟に私はなりたい――」
H氏賞受賞の詩人としても活躍する医師による、
ユーモラスで大まじめな臨床エッセイ。

「ある程度までは、”医療”っぽくやることが可能だ。例えば薬を出したり、検査をしたりすれば、それらが私と患者さんを仲介してくれるし、“医者”役をやっていれば済むことも少なくない。しかし、どうしてもある場面では役ではなく“個”として患者さんに接さないといけない。応答を求められたときに思わず反応するのは、医者としての役割ではなく“個”だからだ」
(本文より)

頭木弘樹さん、推薦!
「待合室の3時間待ちが、この本のおかげで一瞬だった。
冒頭からひきこまれ、気がつけば尾久ワールド!
医者と患者のあいだには深くて暗い溝があるが、
そこに笑いの土のうを投げ込んでくれている」

【目次より】

◆第1章 倫理的なサイコパス
倫理的なサイコパス / 犠牲者の臨床 / ヨコヤとの戦い / ドロップアウト / 傷つき傷つけながら生きるのさ / 病気を診ずして病人を診よ / 守護霊論 / 七瀬ふたたび / いいひと。 / 思春期とSNSと私

◆第2章 破れ身の臨床
破れ身 / ほとんどが無名 / 歯が命 / 多重関係 / 二刀流幻視 / 兄役 / 先生のツイートみてます / ルーティン / 美容外科医に学ぶ / 「ありのままの姿」役

◆第3章 知らんがな、社会問題
社会問題って何 / メンタルかかりつけ医をつくる / MBTI / 「場」がなくなる / 身体に合わせる / 強制医療の悩み / 精神科医の書く一般書について / 道中不適応 / サプライズ / サイレントマジョリティー / 高いいね血症

倫理的なサイコパス ある精神科医の思索 /尾久守侑のレビュー

投稿されたレビューは0件です。

この商品のカテゴリ

同カテゴリのおすすめ商品

別カテゴリのおすすめ商品

関連商品