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地域福祉とは何か 哲学・理念・システムとコミュニティソーシャルワーク /大橋謙策

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≪商品情報≫

著者名:大橋謙策
出版社名:中央法規出版
発行年月:2022年04月
判型:A5
ISBN:9784805884591


≪内容情報≫

【日本の社会福祉学の泰斗 大橋謙策先生の集大成】
五十年余にわたり著者が取り組んできた地域福祉に関する実践・研究・教育の集大成です。

【地域共生社会の実現に向けて】
地域共生社会を実現するためのキーワードである「地域福祉」の理論と課題、地域自立生活の考え方などについて、コミュニティソーシャルワークの視座から論考します。

【著者が語る2つの特色】
〓自伝的地域福祉研究史
時代状況が分かるように、著者自身の実践や論文を通して論述しています。抽象的な展開・構成ではありません。
〓バッテリー型研究
空理空論でなく、実践家と協働する(バッテリーを組む)ことを大切にしてきた著者が、具体的フィールドを通して考えながら理論化してきた姿勢が分かります。


<<主な目次>>
第1編:地域福祉とは何か
はじめに
第1部:地域福祉とは何か―理論的課題の検討と実践的研究史
地域福祉の構成要素と地域福祉研究の理論的検討枠組み/地域福祉における地方自治体の位置と「重層的圏域」、「福祉アクセシビリティ」/地域包括ケアと社会福祉法人の地域貢献―在宅福祉サービスの考え方 ほか
第2部:地域での自立生活を支えるICFの視点に基づくケアマネジメント及び福祉機器活用によるソーシャルケア(ソーシャルワーク・ケアワーク)
人間の尊厳・幸福追求権を踏まえた「ケア」観の創造/個別ケアを徹底化した「ユニットケア」の発想・哲学とアセスメントの重要性/ICF(国際生活機能分類・WHO、2001年)の考え方 ほか
第3部:地域福祉の理念を具現化する方法論としてのコミュニティソーシャルワーク
地域福祉の方法論としてのコミュニティオーガニゼーションの考え方の変遷/地域づくりの方法論としての地域組織化と福祉組織化/戦後「第3の節目」としての「地域共生社会実現政策」の位置づけ ほか
おわりに―残された検討課題と地域福祉の新たな地平
第2編:補論
第1部:戦前社会事業における「教育」の位置
はじめに―戦前の歴史的経緯を学ぶ意義
明治期富国強兵政策と風化行政/社会事業の科学化と小河滋次郎/「社会問題の教育的考察」と救済 ほか
第2部:戦後地域福祉実践の系譜と社会福祉協議会の位置
地域福祉と社協活動の目的/地域福祉実践の戦前的遺産/社会福祉事業法にみる戦前的遺産と隣保館の位置 ほか
第3部:福祉教育の理念と実践的視座
福祉教育の必然性と子ども・青年の発達/福祉教育の理念と構造

<<著者情報>>
大橋謙策(おおはしけんさく)
公益財団法人テクノエイド協会理事長、NPO法人日本地域福祉研究所理事長、日本社会事業大学名誉教授
1943年生

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