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日本はなぜ昭和16年に戦争を決意したのか 昭和7年刊『小説 太平洋戦争』を読み解く /渡邊裕鴻

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≪商品情報≫

著者名:渡邊裕鴻
出版社名:芙蓉書房出版
発行年月:2025年09月
判型:四六判
ISBN:9784829509074


≪内容情報≫

“学校が教えない歴史”が、いま明かされる――。昭和7年、海軍少佐の著者によって書かれた仮想戦記『小説 太平洋戦争』。日米開戦の9年前に描かれたこの小説は、単なるフィクションではなかった! 本書では、著者石丸藤太の軍歴と失脚の真相、仮想戦記が描いた「あり得たかもしれない未来」を手がかりに、なぜ日本は昭和十六年に戦争を決意したのか、その深層に迫る。政治と軍部、外交と情報、世論とプロパガンダ――。過去の「判断」は、現代の「選択」に通じる。次の戦争を避けるために、戦争の論理を知る一冊である。



【目次】

・解説

スパイ容疑で逮捕・投獄された著者

アメリカは日英同盟を脅威だと感じていた

艦隊派と条約派の分裂と対立

日米戦争につながるきっかけとは

現実の歴史(史実)における開戦史の流れ

「小説」だからこそ見えるもの

当時の人たちは〓何にどう納得していたのか

急増する人口対策としての中国大陸進出

「バスに乗り遅れるな」とは何だったのか

核抑止だけに頼らず〓平和のあり方を考えるために

・『小説 太平洋戦争』第一編

第一章 戦争か平和か

第二章 世界の憎まれもの

第三章 陰謀

第四章 出兵

第五章 抗議

第六章 列強の連携

第七章 国論の分裂

第八章 第二ワシントン会議

第九章 日米宣戦

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