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ソーシャルワークとしてのケアマネジメントの概念と展開 地域包括ケアシステムにみるミクロからマクロの実践 /河野高志

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≪商品情報≫

著者名:河野高志
出版社名:みらい
発行年月:2021年09月
判型:A5
ISBN:9784860155551


≪内容情報≫

本書は著者が約10年に及ぶケアマネジメント研究をまとめた集大成である。
ケアマネジメントはアメリカやイギリスで登場・発展し、日本には1980年代中頃にその概念が導入されてきた。ケアマネジメントの概念には、利用者のニーズとサービスや社会資源を結びつける方法というミクロ・レベルの側面と利用可能な社会資源や予算を効率的かつ効果的に管理して配分・提供する方法というマクロ・レベルの側面がある。この2つの側面は、これまでの日本の研究では別々のものと理解されており、両側面を包括・統合した概念はほとんど検討されてこなかった。
一方、地域包括ケアシステムの構築や地域共生社会の実現という今日的な社会福祉の課題に現場が直面したことで、ケアマネジメントの幅広い機能、さらにはソーシャルワークが果たす役割にはますます期待が高まっている。そのような期待に応えるべく本書では、ケアマネジメントをソーシャルワーク実践としてこれまで以上に有効に機能させる上で必要となる概念の理解や実践の効果等を、理論的に検討するだけでなく、実証的に分析した。それは、あらゆる地域や圏域、実践現場において活用や応用が可能なエビデンス(実践の方向性や内容を検討・選択する際に手がかりとなる知見や情報)の提示をめざしたものである。

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