世界史を突き動かした英仏独三国志 対立と協調の欧州500年史 /関眞興

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≪商品情報≫

著者名:関眞興
出版社名:ウェッジ
発行年月:2020年12月
判型:四六判
ISBN:9784863102323


≪内容情報≫

◎近代日本が最も影響を受けた「英仏独」の歴史!
コロナ後の日本人が学びたい三国の「凋落」と「再生」
タテの流れだけでは学べない世界史の新教養

なぜ、「隣国」同士は仲が悪いのか?
なぜ、米ソの後塵を拝したのか?
なぜ、英EU離脱は必然だったのか?
宗教改革、絶対主義、市民革命、重商主義、
国民国家、産業革命、帝国主義、資本主義、
世界大戦、民主主義、欧州統合、コロナ禍…。
世界の諸問題の「根源」がわかる1冊。

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「はじめに」より
この本ではイギリス・フランス・ドイツの3国の歴史に焦点を当てます。この3国は16~17世紀以降、先行していたイタリアやスペイン、オランダに代わって、ヨーロッパさらには世界の歴史を動かしていきます。3国は対立や協調を繰り返しながら、独自の国家をつくり上げてきています。我々が世界の歴史から学ぶべきは、この「対立と協調」にあるのではないかと思います。
対立と協調とは言葉でいうときれいごとになりますが、現実は厳しいものがあり、対立各国はしばしば戦争になりました。そして戦争が3国それぞれの特色を作り上げ、一方で協調を繰り返しながら、国際関係の枠組みを作り上げてきたのです。
現代世界は、第2次世界大戦以降のアメリカ・ロシア(ソ連)・中国という巨大国家の成立により複雑にはなっていますが、その中でイギリス・フランス・ドイツ3国の存在感は変わっていません。
(中略)
この本の目的は、この3国が「対立と協調」を繰り返しながら、ヨーロッパや世界の指導勢力になったかを見直すことです。19世紀はもちろん20世紀前半、第二次世界大戦までの世界史はこの3国が動かしてきたというのは少しひいき目が過ぎるかもしれませんが、完全に否定はできません。古代中国の三国は統一されてしまいますが、ヨーロッパの3国は競い合いながら現代に至っています。
「3人寄れば文殊の知恵」「三すくみ」「三位一体」「三方一両損」、3の付くことわざ・慣用句はたくさんあります。3国の歴史に当てはまるものも出てきます。16世紀以降の3国の同時代を比較してみると、3国三様、国家の在り方が対照的です。これまでの概説書には、1国の歴史の紹介はあっても、3国の関係やそれぞれの国内事情を、長期間にわたって比較して並べたものがないのに気が付きました。
単純に3国を比較してみたらどうだろうという気持ちで始めた作業ですが、作業中にイギリスのEU離脱法案が可決されました。新型コロナウィルスへ対応でもお国柄が出てきています。現代は歴史の最前線という言葉の重みも感じます。共感をいただければ幸いです。

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