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空爆と制裁 元モスクワ特派員が見た戦時下のキーウとモスクワ /黒川信雄

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≪商品情報≫

著者名:黒川信雄
出版社名:ウェッジ
発行年月:2024年03月
判型:B40
ISBN:9784863102804


≪内容情報≫

◎なぜロシアは戦争を続けるのか。なぜウクライナは抗い続けられるのか。
開戦後、ロシアとウクライナそれぞれに渡り、人々の本音に迫った。

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「侵略する側とされる側、その双方から生の声を拾い上げた一冊。この戦争を理解するための必読書である」
小泉悠氏(東京大学先端科学技術研究センター准教授)推薦!

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収まらぬインフレ、エネルギー価格の高騰、不安定化する国際秩序……私たちの日常を揺さぶり続けるウクライナ戦争。三年目に突入したこの戦争は、どこへ向かうのか。
それは、ウクライナとロシア、それぞれの国民の声に耳を傾けることで明らかになる。

「ロシア軍にはこれだけの目に遭わされてきた。だから、絶対に負けるわけにはいかないんだ」(キーウの男性)
「今はね、何もしゃべらないほうがいいのよ。何かをしゃべるには、あまりにも危険だわ」(モスクワの女性)
「ロシア兵は〝埋めろ、ただし庭にだ〟と言ったんだよ。うちの庭は、死体を埋める穴だらけになったよ」(ブチャの女性)
「知っているかい。ブチャの映像はね、いわば〝ポルノ〟なんだよ。すべて、作り話なんだ」(ロシア人の旧友の知人)
「われわれはクリミアを奪われて学んだ。ロシアと妥協をしても、彼らは結局、侵略の手を止めない」(キーウの市民)

毎日のように空爆が続くキーウで、制裁で世界から孤立したモスクワで、彼らは何を思うのか。それを解き明かすべく、開戦から数カ月後、戦争当事国となったウクライナとロシアに、記者は飛んだ。産経新聞記者元モスクワ特派員による現地ルポ。

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