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星の時 Voice of St.GIGA 詩集 /寮美千子

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≪商品情報≫

著者名:寮美千子
出版社名:ロクリン社
発行年月:2025年03月
判型:A5
ISBN:9784867610282


≪内容情報≫

【詩人・寮美千子 珠玉の詩集】



夢のようなラジオ局があった。

1991年に開局した衛星放送ラジオ局「St.GIGA(セント・ギガ)」だ。

赤道上空3万6千キロの放送衛星から、24時間途切れなく発信された音楽と自然音の「音の潮流」だった。

番組はたった2つ。日の出から日の入りまでの「水の時」と、日の入りから日の出までの「星の時」。

時報もコマーシャルもDJのおしゃべりもない。人の声が流れるのは、日の出・日の入り、月の満ち欠け、潮の満ち引きの告知と、「ヴォイス」と呼ばれる「詩」の言葉のみだった。



「水の時」では「Water Odyssey=地球の自然に関する言葉」が、

「星の時」では「Star Odyssey=星や心の宇宙についての言葉」が語られた。

寮美千子は、セント・ギガ開局当初からの「ヴォイス」の書き手。1991~7年に、600篇余の詩作品を提供。

詩は声となり、音楽や自然音と共に宇宙から降りそそいだ。

このたびはじめて活字化され「水の時」「星の時」の2冊の詩集に結晶した。



後に長編小説『楽園の鳥』で泉鏡花文学賞を受賞、奈良少年刑務所で画期的な授業を行い、受刑者の詩集『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』などで話題となった寮美千子のもう一つの顔が、ここにある。

「水の時」には124篇、「星の時」には117篇の詩が収められている。

セント・ギガはすでに存在しないが、宇宙から地球を見詰め、地球の音の耳を傾けようとしたそのスピリットは、世界が混乱を極める今日、一層必要とされているものだろう。





陸のうえの兄弟たちよ

どうして そんなに哀しい顔をする

愛する者を抱きしめる その腕で

もっと 多くをつかもうとし

いつも 何かを創りつづけて

どこまでも 走ろうとするのは

きっと いつも何かが足りないからだ

何を探しているのだろう

いつになったら 足りるのだろう

どこまでいったら 安らぐのだろう



いつも何かを求めて

なお さみしげな二本足の兄弟よ

できることなら 戻っておいで

ここに戻っておいで

(「水の時」だからイルカは微笑みながら泳ぐ より)

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