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アナイス・ニンの魂と肉体の実験室 パリ、1930年代 /矢口裕子

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≪商品情報≫

著者名:矢口裕子
出版社名:小鳥遊書房
発行年月:2023年11月
判型:四六判
ISBN:9784867800331


≪内容情報≫

日記、創作、書簡……
多層のヴェールの奥に潜む
「アナイス・ニン」を読み解く。
ミラー夫妻との両性愛、父とのインセスト、重婚……蠱惑的なニンのテクストを精読。「昨日の女を脱ぎ捨て、新しいヴィジョンを追い求め」るための手がかりを探る。
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【主な目次】
はじめに
第1章 『アナイス・ニンの日記』:いまだ小説に描かれないもう一人の女
第2章 性/愛の家のスパイ:『ヘンリー&ジューン』から読み直すアナイス・ニン
第3章 想像の父を求めて:『インセスト』論への前奏曲
第4章 『インセスト』:書くこともまた侵犯である
第5章 『近親相姦の家」で夢見る分身たち:シュルレアリスム・映画・アルトー
第6章 アナイス・ニンの埋められた子ども:『人工の冬』パリ版という旅
第7章 反『ヘンリー&ジューン』:小説としての「ジューナ」
第8章 精神分析:父/娘の誘惑
第9章 「リリス」:父の娘でなく、母の娘でなく
おわりに

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