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共異体の人類学 /石倉敏明

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≪商品情報≫

著者名:石倉敏明
出版社名:作品社
発行年月:2026年07月
判型:A5
ISBN:9784867931516


≪内容情報≫

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共に生きる、を問う。



多元化・多中心化する転換期の世界において、〈共同体〉という原理で社会を捉えることが難しくなりつつある〓〓異なる存在が異なったまま形成されるような〈共同体〉のオルタナティヴの集合体を、私たちは想定することができるだろうか?

人類学者としてインド・ネパールや日本の東北地方を中心に各地でフィールドワークを行なう一方で、第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展に参加するなど実践的に芸術に取り組む著者が、〈共同体〉に代わる原理として〈共異体〉を提唱する。人類学と芸術を往還しながら、その概念を再創造し拡張することで、〈共異体〉の人類学的理解の地平を拓く。気鋭の人類学者による待望の初単著。



「本書に登場する共異体は身体であり、社会関係であり、記号表現であり、技術の様態であり、政治思想であり、芸術表現やデザインであり、地域の歴史であり、同時にそれら以上のものでもある。」――本書より



◎装画:是恒さくら《鮭人》



【目次】

序論 共異体はなぜそう呼ばれるのか

第1部 「共異体論」序説

1 知の共異性をめぐって――アグノトロジーと存在論の人類学

2 外臓と共異体の人類学(聞き手:唐澤太輔)

第2部 共異体をめぐるフィールドワーク

1 共異体のフィールドワーク――多島海からの世界制作へ向けて

補遺1 多良間島のウプリ行事

補遺2 島々の伝承をめぐって――創作神話「宇宙の卵」の背景

2 Cosmo-Eggs 宇宙の卵

3 「地表空間」をめぐる旅と創造――生の軌道としての民族誌的芸術

4 生と死をふくむ風景――神話から考える未来の死との関係

5 魂の共異体としての遠野

6 獣の肉を食い、獅子の腹から生まれる――獣頭芸能に見る複数種の想像力

第3部 芸術人類学の拡張

1 「共異体」としてのキメラ――人間と動物のあいだに

2 アートと人類学の地殻変動

3 サイボーグ・複数種・堆肥体――ダナ・ハラウェイによるコンタクト・ゾーンの拡張

4 異化されたゾミアの物語――アピチャッポン・ウィーラセタクン『真昼の不思議な物体』をめぐって

5 トールキンと現代の神話――準創造という概念をめぐって

6 「包み」と贈与 贈り物の根底を支えるもの

第4部 共異体としてのジオカルチャー

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