11/22
時点_ポイント最大11倍
父、芹沢光治良、その愛 /野沢朝子
販売価格
1,870
円 (税込)
- 出荷目安:
- 1~2営業日で出荷
たまるdポイント(通常) 17
+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大10倍
※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。
※表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
- 商品情報
- レビュー
≪商品情報≫
著者名:野沢朝子
出版社名:明窓出版
発行年月:2020年03月
判型:四六判
ISBN:9784896344134
≪内容情報≫
次女・野沢朝子(ともこ)氏が綴った、在りし日の“父親として”の芹沢光治良。
戦後の困難な状況下にありながら、その愛によりもたらされた、温かく慈しみ深い生活が丁寧に描かれる。
生涯を文学に捧げた彼の実像と、慈愛に満ちた人生をたどりながら、
いつもそこにあった「愛」を感じ、薄れゆく昭和を回想できる珠玉のエッセイ。
今なお多くの人の心に寄り添い、魅了し続けている芹沢作品ですが、
近年は若いアニメファンにも注目され、ファンの裾野が広がっています。
本書は、親子水入らずで一家団欒に興じる姿や、将来に悩む朝子氏に送った書簡など、これまで語られることが少なかった素顔が垣間見られる、文学的に大変貴重な記録でもあります。
第一章 山荘
はじめに―病みてよりこころ弱りて山荘に父の香のこる机待ちてあり
I
見上げ暗き夜道はとめどなく東京逃れよくぞ歩きぬ
娘(こ)ら四人飢ゑたる日々の戦の日いかに耐へしや吾(あ)の父母
あたたかき父の手添ふる病床にもみぢ燃え立ち吾はめざむる
山を下り共に生きなむ茶室から肩を寄せ合ひ明日にむかひて
自然の深き青葉に抱かれて心なごみて遠き日思ふ
ほがらかにあかるく動く姉なりき幸せうすく世を去りにけり
元旦に突然羽ばたき飛立ちぬ歌に送られエンゼルに守られて
わが姉の命ながらへ生くるとも満ち足らぬまま耐へて生きなむ
意思強き友のえらびた人生は世俗はなれて神一筋に
あの日から頼り頼られ慎ましく初心忘れずわが家築きぬ
休みなく働きつづけ逝きし夫(つま) 老いて楽しむゆとり知らずに
娘(こ)の奏すバイオリンの曲に拍手なる胸に沁み入る忘我の余韻
わが娘(こ)への譲れぬ愛にかたくなな悲しきバトルよくぞ越えたる
純粋な童女のごとき母なりき家族を愛し縁のした支ふ
美しき天の調べに包まれて実相の世界よりもどらぬ父
きよらなる山荘丸ごとわが宝緑溢れて吾を迎ふる
死ぬ日まで煙草求めしわが夫(つま)と諍(あらそ)ひし日の悔いを残しぬ
II
祈り
感謝
頑張って!
大切に生きよう
風よ
弱きもの
第二章 導かれるままに
1神をめぐって
2播州の親さま
? おたすけ
? 戦争を経て
? 人が神
? 晩年―朝日神社
? 播州の親さまと天理教
? 親さまの教え
3存命のおやさま
? チベット
4聖母マリアさま
? グアダルーペ寺院―褐色の聖母マリア
? 奇蹟のメダル―愛徳姉妹会聖堂
? ルルド
? ヌベール
? ファチマ
? 秋田の催涙された聖母像
? 聖母マリアの家
? 聖母マリアのチントーラ
5聖母アンマのダルシャン
6母なるものに支えられて
7宗教について
8死に
著者名:野沢朝子
出版社名:明窓出版
発行年月:2020年03月
判型:四六判
ISBN:9784896344134
≪内容情報≫
次女・野沢朝子(ともこ)氏が綴った、在りし日の“父親として”の芹沢光治良。
戦後の困難な状況下にありながら、その愛によりもたらされた、温かく慈しみ深い生活が丁寧に描かれる。
生涯を文学に捧げた彼の実像と、慈愛に満ちた人生をたどりながら、
いつもそこにあった「愛」を感じ、薄れゆく昭和を回想できる珠玉のエッセイ。
今なお多くの人の心に寄り添い、魅了し続けている芹沢作品ですが、
近年は若いアニメファンにも注目され、ファンの裾野が広がっています。
本書は、親子水入らずで一家団欒に興じる姿や、将来に悩む朝子氏に送った書簡など、これまで語られることが少なかった素顔が垣間見られる、文学的に大変貴重な記録でもあります。
第一章 山荘
はじめに―病みてよりこころ弱りて山荘に父の香のこる机待ちてあり
I
見上げ暗き夜道はとめどなく東京逃れよくぞ歩きぬ
娘(こ)ら四人飢ゑたる日々の戦の日いかに耐へしや吾(あ)の父母
あたたかき父の手添ふる病床にもみぢ燃え立ち吾はめざむる
山を下り共に生きなむ茶室から肩を寄せ合ひ明日にむかひて
自然の深き青葉に抱かれて心なごみて遠き日思ふ
ほがらかにあかるく動く姉なりき幸せうすく世を去りにけり
元旦に突然羽ばたき飛立ちぬ歌に送られエンゼルに守られて
わが姉の命ながらへ生くるとも満ち足らぬまま耐へて生きなむ
意思強き友のえらびた人生は世俗はなれて神一筋に
あの日から頼り頼られ慎ましく初心忘れずわが家築きぬ
休みなく働きつづけ逝きし夫(つま) 老いて楽しむゆとり知らずに
娘(こ)の奏すバイオリンの曲に拍手なる胸に沁み入る忘我の余韻
わが娘(こ)への譲れぬ愛にかたくなな悲しきバトルよくぞ越えたる
純粋な童女のごとき母なりき家族を愛し縁のした支ふ
美しき天の調べに包まれて実相の世界よりもどらぬ父
きよらなる山荘丸ごとわが宝緑溢れて吾を迎ふる
死ぬ日まで煙草求めしわが夫(つま)と諍(あらそ)ひし日の悔いを残しぬ
II
祈り
感謝
頑張って!
大切に生きよう
風よ
弱きもの
第二章 導かれるままに
1神をめぐって
2播州の親さま
? おたすけ
? 戦争を経て
? 人が神
? 晩年―朝日神社
? 播州の親さまと天理教
? 親さまの教え
3存命のおやさま
? チベット
4聖母マリアさま
? グアダルーペ寺院―褐色の聖母マリア
? 奇蹟のメダル―愛徳姉妹会聖堂
? ルルド
? ヌベール
? ファチマ
? 秋田の催涙された聖母像
? 聖母マリアの家
? 聖母マリアのチントーラ
5聖母アンマのダルシャン
6母なるものに支えられて
7宗教について
8死に