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快読「ハリー・ポッター」 /菱田信彦
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- 商品情報
- レビュー
≪商品情報≫
著者名:菱田信彦
出版社名:小鳥遊書房
発行年月:2022年07月
判型:四六判
ISBN:9784909812919
≪内容情報≫
こんな「ハリポタ」、見たことある?
自分の分身だというハーマイオニーがロンと結婚したことを、作者ローリングはなぜ“残念”に思っているのか?
シリーズ全体、さらに続編にもかかわる謎を、イギリスの「階級社会」を背景に読み解く、大胆な「ハリポタ」論!
===========
?目次
【まえがき】
「ハーマイオニーはロンと結婚させるべきじゃなかった……」
ーー作者ローリングの“後悔”
【第1章】
ロンはなぜサッカーを知らないのか
ーー「ハリー・ポッター」とイギリスの階級社会
はじめに
1.イギリスの階級社会
2.階級と教育
3.ホグワーツはパブリック・スクールか
4.ハーマイオニー・グレンジャーとは何者か
まとめ
【第2章】
従順なエルフと抵抗するゴブリン
ーー「ハリー・ポッター」シリーズの魔法種族と人種問題
はじめに
1.ハーマイオニーの「ハウスエルフ解放運動」
2.ハーマイオニーの運動に対するハリーのスタンス
3.ゴブリン--もう1つの抑圧された魔法種族
4.魔法種族のもつ社会的・政治的イメージ
5.「ゴブリン反乱」はいかに語られるか
6.ハウスエルフに「親切にする」ことの意味
7.「人種問題」に対する二通りのアプローチ
まとめ
【第3章】
「ハリー・ポッター」シリーズと「学校物語」
はじめに
1.「学校物語」とは何か
2.トム・ブラウンとハリー・ポッターの「戦う相手」の違い
3.作品が描く「学校」の姿
4.「ハリー・ポッター」シリーズは「学校物語」か
まとめ
【第4章】
ダンブルドアはゲイだった‥‥じゃあハリーは?
ーー「ハリー・ポッター」シリーズにおける性的少数者の表象
はじめに
1.ダンブルドアに関するローリングの発言
2.クィア批評による「ハリー・ポッター」読解
3.ダンブルドアが「気にかけた」男たち
4.ハリーの欲望とその放棄
5.『呪いの子』と「ファンタスティック・ビースト」シリーズ
まとめ
【第5章】
「血を裏切る者」
ーーウィーズリー家は何者か
はじめに
1.血を裏切る者
2.ハウスエルフの使役
3.魔法世界の食糧事情
4.ハウスエルフに対するロンの姿勢
まとめ
【あとがき】
「ハリー・ポッター」シリーズが“今日的”であり続けているのはなぜか
ーーローリングが本当に伝えたかったこと
参考文献
著者名:菱田信彦
出版社名:小鳥遊書房
発行年月:2022年07月
判型:四六判
ISBN:9784909812919
≪内容情報≫
こんな「ハリポタ」、見たことある?
自分の分身だというハーマイオニーがロンと結婚したことを、作者ローリングはなぜ“残念”に思っているのか?
シリーズ全体、さらに続編にもかかわる謎を、イギリスの「階級社会」を背景に読み解く、大胆な「ハリポタ」論!
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?目次
【まえがき】
「ハーマイオニーはロンと結婚させるべきじゃなかった……」
ーー作者ローリングの“後悔”
【第1章】
ロンはなぜサッカーを知らないのか
ーー「ハリー・ポッター」とイギリスの階級社会
はじめに
1.イギリスの階級社会
2.階級と教育
3.ホグワーツはパブリック・スクールか
4.ハーマイオニー・グレンジャーとは何者か
まとめ
【第2章】
従順なエルフと抵抗するゴブリン
ーー「ハリー・ポッター」シリーズの魔法種族と人種問題
はじめに
1.ハーマイオニーの「ハウスエルフ解放運動」
2.ハーマイオニーの運動に対するハリーのスタンス
3.ゴブリン--もう1つの抑圧された魔法種族
4.魔法種族のもつ社会的・政治的イメージ
5.「ゴブリン反乱」はいかに語られるか
6.ハウスエルフに「親切にする」ことの意味
7.「人種問題」に対する二通りのアプローチ
まとめ
【第3章】
「ハリー・ポッター」シリーズと「学校物語」
はじめに
1.「学校物語」とは何か
2.トム・ブラウンとハリー・ポッターの「戦う相手」の違い
3.作品が描く「学校」の姿
4.「ハリー・ポッター」シリーズは「学校物語」か
まとめ
【第4章】
ダンブルドアはゲイだった‥‥じゃあハリーは?
ーー「ハリー・ポッター」シリーズにおける性的少数者の表象
はじめに
1.ダンブルドアに関するローリングの発言
2.クィア批評による「ハリー・ポッター」読解
3.ダンブルドアが「気にかけた」男たち
4.ハリーの欲望とその放棄
5.『呪いの子』と「ファンタスティック・ビースト」シリーズ
まとめ
【第5章】
「血を裏切る者」
ーーウィーズリー家は何者か
はじめに
1.血を裏切る者
2.ハウスエルフの使役
3.魔法世界の食糧事情
4.ハウスエルフに対するロンの姿勢
まとめ
【あとがき】
「ハリー・ポッター」シリーズが“今日的”であり続けているのはなぜか
ーーローリングが本当に伝えたかったこと
参考文献