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フェイクとの闘い 暗号学者が見た大戦からコロナ禍まで /辻井重男

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≪商品情報≫

著者名:辻井重男
出版社名:コトニ社
発行年月:2021年09月
判型:四六判
ISBN:9784910108063


≪内容情報≫

暗号だけではソサエティ5.0は守れない



大本営発表と戦中知識人の認識への疑問。

情報セキュリティを巡る理念と現実の相克。

現代暗号学の第一人者による緊急提言!



サイバーセキュリティ、本人確認、ブロック・チェーン、暗号資産……。

軍事・外交の道具は、サイバー空間の基盤技術となった。

現代暗号の進化過程を駆け抜けた第一人者が、管理(management)、倫理(ethics)、法律(law)、技術(technology)を高度に均衡させた学際的かつ総合的視点から、理念による現実の最適化をさぐる。



【目次】



プロローグ――理念と現実

[加藤尚武編]辻井重男語録



第1章

太平洋戦争をはさんで

――暗号学者の小さな履歴書Ⅰ



第2章

戦時中の文化人の現実認識



対話篇1 天国からの恩師のご下問に応えて

――楕円曲線暗号から情報セキュリティ総合科学まで



第3章

サイバーセキュリティをめぐる活動

――暗号学者の小さな履歴書Ⅱ



第4章

情報社会のセキュリティと倫理の課題



対話篇2 天国からの恩師のご下問に応えて

――デジタル社会基盤としての暗号について



第5章

サイバーセキュリティの未来



資料篇

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