越境の在日朝鮮人作家 尹紫遠の日記が伝えること 国籍なき日々の記録から難民の時代の生をたどって /尹紫遠 宋恵媛

販売価格
3,850
(税込)
送料無料
出荷目安:
1~2営業日で出荷
たまるdポイント(通常) 35

※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。

dカードでお支払ならポイント3倍

  • 商品情報
  • レビュー
≪商品情報≫

著者名:尹紫遠、宋恵媛
出版社名:琥珀書房
発行年月:2022年12月
判型:A5
ISBN:9784910723280


≪内容情報≫

金素雲訳編『朝鮮詩集』(岩波文庫)の解説者として世に知られる、朝鮮人作家、尹紫遠(ユンジャウォン、1911-1964)。1942年、朝鮮人初の短歌集を刊行した人物でありながら、戦後の歩みはこれまで注目されたこともなく、その存在は今ではほとんど忘れ去られている。

日本出身の妻と暮らした尹紫遠の戦後の日記には、「密航」・親族離散・朝鮮人差別・生活苦・文化交流、そして戦後日本で在日朝鮮人が「書く」営みの困難さを伝える断片的記述に満ちていた。様々な在日朝鮮の人たちの声を拾ってきた研究者の解読とともに、日記は豊かに「在日」の経験を現代に語りだす。

世紀をこえるグローバル移動の物語 西川祐子

在日朝鮮人文学史の〝失われた環〟 平田由美

体験と虚構の中に探る戦後史の共有の(不)可能性 日比嘉高

日記がつむぎだす「もう一つの戦後史」 板垣竜太



尹紫遠日記を読む 解説 宋恵媛

序. 宛先不明の手紙

一.在日朝鮮人と日記

二.一九四六年、戦後作家の誕生

三.蔚山での幼年時代、東京での孤独な青春

四.桃の花、あいりすの花―内なる朝鮮を詠む

五.東京はけふ雨が降ってゐる―戦後日本で朝鮮人が書くということ

六.文学者たちとの交流録

七.在日朝鮮人文学史の一隅で

八.謎解き

九.とし子



父と母の思い出 尹泰玄

尹紫遠日記(1946.9-1964.8) 尹紫遠

『月陰山』巻末記 尹徳祚

あとがき

尹紫遠作品一覧

尹紫遠が鑑賞した映画一覧

人名索引

越境の在日朝鮮人作家 尹紫遠の日記が伝えること 国籍なき日々の記録から難民の時代の生をたどって /尹紫遠 宋恵媛のレビュー

投稿されたレビューは0件です。

この商品のカテゴリ

同カテゴリのおすすめ商品

別カテゴリのおすすめ商品

関連商品