陸軍少将岡原寛 戦中・戦後日記―演説の名手が生きた銃後と戦後― /石原佳子 今西聡子 岡原寛

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≪商品情報≫

著者名:石原佳子、今西聡子、岡原寛
出版社名:琥珀書房
発行年月:2023年08月
判型:A5
ISBN:9784910993201


≪内容情報≫

戦時下通算千回を越す演説を重ねた軍人と銃後の関わり、また敗戦後の思想とくらしを伝える稀有な記録太平洋戦争末期から戦後まもない時期にかけて残された陸軍少将岡原寛(ゆたか)の日記には、大本営発表に一喜一憂し、大阪大空襲を民衆覚醒の契機ととらえ、八月一五日の悲憤や、戦後「国体護持」への思いが吐露されるなど、国民の指導者たらんとした高級軍人の認識と暮らしぶりが克明に刻まれる。 軍需工場や農村の若者を「感激の渦中」に没入させた講演速記録を日記とともに収録する本書は、講演によって銃後をささえた軍人の歩みと思想から、極限の時代を再照射する。有志による十年におよぶ研究会の中でひろわれた日記内の人名は400名にのぼる。関西から広く西日本の銃後を支えたネットワークとその実相を浮かび上がらせる。岡原寛(おかはら ゆたか)1880 年、愛媛県南宇和郡平城村に生まれる。三歳の時、父の死去にともない家督を相続。愛媛県立松山中学校卒業。進路については授業料のかからない師範学校か士官学校で迷ったが、結局軍人の道を選び1901年に士官学校入学。日露戦争での奉天会戦で負傷し、軍功を認められて功四級金鵄勲を受勲。第31 旅団副士官として釜山に。その後、いくつかの勤務地を経て、1923 年中佐。1925 年より、広島高等師範学校に配属士官として勤務。時に浄瑠璃の名文句も入れたユーモアに富んだ軍事学の授業と情け深い人柄で慕われたという。第五〇聯隊の聯隊長として、第一次上海事変に出動、すぐに満洲に転戦する。反満抗日に転じた馬占山(元満洲国軍政部長)の追跡・掃討戦を指揮。日露戦争と満洲での戦争において、国民の注目を集めた大きな舞台で活躍した。1933 年に少将。翌1934年に予備役。翌1935 年、現在の大阪豊中に転居。昭和10 年代より、千回を越える数々の講演を行ったとされる。1942 年より大阪府翼賛壮年団副団長。1947年死去。

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