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わたしが一番きれいだったとき 「問題史」としての戦争と戦後。そして、父と母の若き日の肖像 /八柏龍紀

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≪商品情報≫

著者名:八柏龍紀
出版社名:季林書房
発行年月:2026年04月
判型:四六判
ISBN:9784991461316


≪内容情報≫

詩人茨木のり子は「わたしが一番きれいだったとき」という詩を残した。茨木のり子が青春時代であったときの1940年から1950年ころ、ちょうど筆者の父と母も青春時代を迎えていた。本書のタイトルはその詩に寄せたものである。

その時代、彼ら彼女らの頭上には重苦しい「戦争」があった。戦果に一喜一憂する民衆、空疎なスローガンが人びとを縛り、精神と情緒ばかりが大手を振るってのさばるなか、生活物資は窮乏し、食糧が枯渇し、食べていく、生きていくのに精一杯だった時代。

いったいなぜ「この国」は戦争にのめり込んでいったのか? ひとびとはなぜ根拠の薄いスローガンに身を任せ、迫り来る「カタストロフィー(災殃)」に目を閉ざしてしまったのか?

「対米英戦前夜」の現実から書き起こし、〝熱狂〟と〝虚偽〟が横行する時代、さらに「特攻」の悲劇と「原爆」の惨劇について。そして戦後の「民主主義」の流入。「東京裁判」の現実などに視座を定めて、そこから「現代」を照射して、「この国」のありようを論考する。また、より歴史の理解が進むように各章ごとに詳細な「註」を設けてある。

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