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竹工芸家生野徳三(作) 竹花器白竹華筒高さ約22cm 手書き箱付生け花花入れ花瓶一輪挿しインテリア国産竹天然素材贈り物此君亭工房【送料込】

販売店：おんせん県おおいたオンラインショップ

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竹工芸家の逸品をご自宅または贈り物に

■白竹華筒（徳三作）

地元に産するマダケを用いた、竹工芸家生野徳三作の竹花器です。
寒中自ら竹山に入り、3〜4年目の真竹を切り、キズが入らぬよう1本ずつ厚手のテント生地の袋に入れ、工房に持ち帰り、100日ほど竹を自然乾燥。
自然乾燥させた竹を古来の工法を用い、火気と天日乾燥による正当な油抜きを施してあります。
油抜きの過程で、水分と糖分が取り除かれ、虫のつきにくい、カビの生えにくい、なかば鉱物化した竹になります。竹は時と共に酸化され、味のある象牙色に変化するさまをお楽しみいただけます。

切り口は、目の細かい胴付鋸で1本ずつ回し切りし、鋸目※を生かした仕上がりになっています。 ※鋸目(のこめ)とは、ノコギリを使用した際に出来る跡のこと
また、筒の前後ろを刃物でけ斫ったデザインで、背中に環(穴)を設けてありますので、置くだけでなく、壁や柱に掛けてお使い頂くこともできます。
床の間のみならず、洋間の棚にも似合うデザインとなっていますので、場を選ばず、どんなシーンにも気軽にお使いいただけます。

節の位置、肉の厚み、太さ等は1本ずつ異なります。ふたつと同じものはありません。それが筒の良さであり、楽しさでもあります。
その点をご理解とご了承くださいませ。
筒の内側は、直接水を入れてもいたまぬよう処理をしてありますが、湿気が残るとカビが生じますので、長期の使用は避けてください。使用後は水気を切った後、十分な陰干しを行ってください。

■此君亭工房について

「何ぞ一日も此の君なかるべけん也（何可一日無二此君一耶）」
中国晋代の書家・王徽之が、竹の美しさを愛でて詠んだ漢詩に由来し、自らの工房を「此君亭」と名付けたのは、のちの人間国宝となる若き日の生野祥雲斎です。
1928年(昭和3年)日豊線の車窓から「空き部屋あります」の張り紙をたまたま目にした祥雲斎は、別府湾を臨む大分市白木に工房を構えます。
以後生涯をこの土地で過ごし、亡き後は息子の生野徳三に引き継がれ、今日に至っています。
ここで仕事し生活をする、親しい方々と庭を愛でながら同じひとときを過ごす、そんな時間の流れる工房は、今も昔も変わりません。

親子二人の竹工芸家は、作家としてその地位を確立し、美術館に所蔵されている大作も数多く制作していますが、普段使いの小品も手掛けています。
此君亭工房は、祥雲斎から伝承されてきた形に加え、徳三が新たにデザインを手がけ、時代に合った品々を造り続けてきました。
竹ならではの美しさ、手仕事、そういった味わいをより多くの方々に知っていただき、日常の生活が豊かで安らぎのあるものになれば、この上ない喜びです。

生野徳三
1942年(昭和17年)大分市に生まれる。武蔵野美術大学彫刻科卒業後、父生野祥雲斎に師事。自由な創造による独自の作風を展開し、1979年(昭和54年)に日展初入選、以後毎回入選し、1998年(平成10年)日展特選受賞、2016年日本新工芸展で文部化学大臣賞など数々な賞を受賞。
海外からの評価も高く、メトロポリタン美術館やサンフランシスコアジア美術館などにも所蔵されている。

生野祥雲斎(1904年-1974年)
1904年(明治37年)現別府市に生まれる。19歳で竹工芸を学び、21歳の時に独立。1928年(昭和3年)に大分市に居“此君亭工房”を構え、1938年〜1946年まで商工技手として後進の指導にあたった。
1940年(昭和15年)に文展に初入選。以来、文展に出品し、1943年(昭和18年)には特選となり、様々な賞を受賞。
1967年(昭和42年)に竹工芸初の重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定された。

商品名	白竹華筒（徳三作）
名称	花器/花瓶
材質	マダケ、カシュー漆
サイズ	高さ約22cm、直径約6cm ※天然竹をそのまま使用した手作りのため若干の差があります。
商品コード	J4582409025526
ご注意	●機械ではなく、ひとつひとつ手作りの為、多少のサイズの違い、色合い、模様の違いがございます。素材に合った形状に仕上げていますので、自然の味わいとご理解ください。 ●表面の塗装、防腐剤等の処理は施しておりません。湿気の多い場所ではカビが生じる場合がございます。ご注意ください。
製造元	此君亭工房大分県大分市下白木14組
区分	日本製・日用品

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