ツェーリンガー キュヴェ・ブラン　エデルグラフラー　2023 【ドイツ】【白】【750ml】【辛口】【オーガニック】【PIWI品種】

★現地発掘★独自輸入★主にPIWI種のブレンド辛口白ワイン！
★オーガニック認証（EU、ECOVIN)付き！ビオロジック栽培歴はなんと30年以上！スイス国境沿いエリアの伝統ある家族経営のワイナリー！
『白い花、ハーブ、爽やかな柑橘系のアロマが軽やかに広がります。味わいはフレッシュな果実味、柔らかいミネラル感、酸味はありますがとても丸い印象、繊細な味わいの中に多層的な複雑さもあり、うまみがゆっくり染み入るようです。素直で軽やかな余韻が心地いい。』

オーガニック認証（EU、ECOVIN)付き！PIWI品種のブレンド！

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★オーガニック認証（EU,ECOVIN）付★現地発掘★独自輸入★これは希少★20年位の時間をかけてPIWI品種に取り組むこのジャンルのパイオニア的存在、ツェーリンガーの集大成的、PIWI品種のブレンド白ワイン！

[ツェーリンガー キュヴェ・ブラン　エデルグラフラー　2023!!]

このワインを造るのはツェーリンガー醸造所。場所はドイツの中でも南のエリアでスイス国境沿いのマークグラフラーランツに醸造所や畑があります。

ツェーリンガー醸造所の創業は1844年と歴史があり、豊かな自然を大切にする家族経営のワイナリーです。自社畑はすべてビオロジック栽培、ビオディナミ農法を実践。一部、買い葡萄も使用していますが、オーガニックワインの認証団体、エコヴィンのルールに沿ってビオロジック栽培を実践して、ワイナリーが提携しているパートナーの農家からのみ。オーガニック認証付き（EU、ECOVIN）。

この白ワインは、PIWI品種と呼ばれる、近年、有機栽培のワイナリーの間で広まっている病害（主に菌類）に強い品種がほぼ使われています。伝統的なヴィティス・ヴィニフェラ（ヨーロッパ種）だけでなく、ヴィティス属のブドウに他種を交配（交雑・育種）して耐病性を高めた品種群です。ツェーリンガー醸造所はPIWI品種によるワインを長年造っていて、私が10年以上前にワイナリーに訪問したときにはすでにヨハニターを中心に様々なPIWI品種を栽培していました。2025年の春にオーナーのファビアンさんにお会いした際に聞いたところ、「もう20年位はPIWI品種を栽培しているから。」と、このカテゴリーのパイオニア的存在と言っても過言ではありません。

PIWI品種は病気に強い反面、品種ごとに香味や熟度の出方は多様。従来のヴィティス・ヴィニフェラの風味に近いものから、ややハイブリッド的な特徴を示すものまであります。近年はPIWI品種だけを集めたワインコンクールもあるなど広がりを見せていて、味わいのレベルの差は縮まっています。今回ご紹介するPIWI品種によるブレンドのワインも、これまでのツェーリンガーのPIWI品種ワインの中でベストな味わいでした。

使用されているPIWI品種の特徴としては、
・ソーヴィニエ・グリはニュートラルなアロマ、「グリ」というように、ピノ・グリに近い外観で、赤に近い果皮のため、力強さを与えてくれる要素も。
・カベルネ・ブランはハーブや青りんご等の少しグリーンを思わせるような独特なアロマ、比較的しっかりした酸味が特徴的。ブレンドではなく、単一で造られることもよくある品種です。
・ヨハニターは酸がしっかりしていてハーブや柑橘、白い果実の香り。酸を活かした辛口やスパークリングに向くと言われています。
・ミュスカリスはややマスカット的なフローラルな香りがあり、アロマを補ってくれる品種。

当店での試飲の感想は、
『白い花、ハーブ、爽やかな柑橘系のアロマが軽やかに広がります。味わいはフレッシュな果実味、柔らかいミネラル感、酸味はありますがとても丸い印象、繊細な味わいの中に多層的な複雑さもあり、うまみがゆっくり染み入るようです。素直で軽やかな余韻が心地いい。』しっかり冷やしてリースリングタイプの少し細めの白ワインですっきりと、がお勧めです。ハーブや柑橘系のフルーツを使った白身魚のマリネや、山菜や野菜等の天ぷら、フリット等のお料理がおすすめですが、複数のブレンドなので、軽めであれば色々なお料理に合わせてみたいです。

10年以上、PIWI品種による可能性を感じ、ドイツ、オーストリアを中心に飲んできましたが、このワインを試飲したときに、「ついにここまで進化したか」と感じたおススメの1本です。PIWI品種のことを深く理解しているツェーリンガーだからこその、絶妙なブレンド！是非、お試しくださいませ。