BORG ボーグ マルチフラットナー1.08×ＤＧ 7108 補正レンズ 日本製 ゴースト フレア 最小化 1群2枚 マルチコート 望遠レンズ 天体望遠鏡 屈折望遠鏡

全ボーグを平坦化。

• 1.08倍とボーグ本来の焦点距離をほとんど変えずに、周辺像だけを改善する補正レンズです。
• ボーグの特長である中心の高解像力はそのままに、ボーグの欠点である周辺像だけを改善しますので、画面全面がフラットでシャープな画像になります。
• フルサイズでも周辺減光は最小です。
• 2枚のレンズは貼り合わせのため、ゴーストやフレアも最小です。
• 対物レンズの焦点距離がf300～800mmまで対応するように、補正レンズの位置が変えられるようになっています。
• 特に71FLと50FLのf400mmに最適化した設計になっています。
• 星雲星団、太陽面、月面、皆既日食、金環日食、部分日食、風景、野鳥、飛行機、鉄道、花、モータースポーツなど、あらゆる被写体に幅広く対応します。
• ボーグが望遠レンズ的な性格に変身できる魔法の補正レンズです。
• カメラマウントとの接続は、カメラマウントホルダーM【7000】ではなくM57→M49.8ADSS【7923】が推奨品です。※【7000】を使用する場合は焦点距離目盛を光路長分引っ込めて使用してください。

フラットナーの使い方編
マルチフフラットナー1.08×DG【7108】の目盛の意味:77EDIIなら500の目盛が隠れる位置で固定してください、という意味です。71FLの場合は400の目盛が隠れる位置で使用します。例外は45EDIIで340の目盛の方が周辺像がよくなります。他の焦点距離の場合も、周辺像を重視するか?中間像を重視するか?で微妙に位置を変えた方が良い場合があります。野鳥用、風景用では無視できますが、シビアな天体用の場合は、前後1ミリの範囲で僅かずつずらしながらテスト撮影されると、好みの星像が得られると思います。
ボーグ各機種の目盛の位置を示したものです。基本は対物レンズの焦点距離にあわせます。

マルチフラットナー1.08×DG【7108】を金属鏡筒80Φに装着してマイクロフォーサーズのカメラに接続する場合の組み合わせ例
左側からヘリコイドM+【7108】+【7923】+【7922】+【7921】+【5011】+マイクロフォーサーズ用カメラボディ※【7922】【7921】はニコン、キヤノン、ペンタックス等の普通のカメラには不要です。
[7108] にマイクロフォサーズのカメラを装着する場合の組み合わせ例です。

フラットナーの内部をカメラ側から覗いたところ。遮光性を重視した設計です。

71FLなら400の目盛がちょうど隠れる位置でネジを固定すると最適な位置に設定されます。

50FL+7057+7108+D700 絞りもフラットナーもあればその分、写りはよくなります。※機材の具体的な組み合わせにはお答えできません。

50FL+マルチフラットナー1.08×DG【7108】+D700 手持ち ノートリミング ISO2500 1/5000秒 撮影:中川昇 フルサイズノートリミングの画像です。四隅まで非常にシャープです。申し分のない写りだと思います。

50FL+マルチフラットナー1.08×DG【7108】+D700 手持ち トリミング ISO2500 1/5000秒 撮影:中川昇 上の画像をトリミングしたものです。写野の端っこに写っているとは思えないシャープさです。フラットナーがあれば端っこに写ってもトリミングすれば問題ありませんので、歩留まりが飛躍的にアップします。

50FL+7057+7108+D700 ノートリミング 撮影:中川昇 2011/06/12 つぼみに付いた白い虫が写りこんでいます。

50FL+7057+7108+D700 ノートリミング 撮影:中川昇 2011/06/12 ヒヨドリの幼鳥と思います。空抜けの場面で色収差が目立つ場面ですが、気になりません。