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Player One フォーサーズフォーマット センサー クワッドベイヤー方式 Astronomy Artemis-M Pro 冷却カメラ 天体観測 電視観望 電子観望
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IMX492 センサーは IMX294(カラー)センサーのモノクロ版で、解像度は4倍です。4画素を1ピクセルとしてまとめているクワッドベイヤー構造を解除し、ピクセルのピッチを細かくしてより高解像度な撮影に使用できます。また、IMX294と同じように1ピクセル 4.63μmの1170万画素モードでも撮影ができ、感度と飽和電化容量が向上します。このように、1つのセンサーで 2 つの異なる特性を使い分けることができます。
- ハードウェアビニング
- IMX492 センサーは回路上にハードウェアビニング機能を搭載した数少ないセンサーの一つです。ビニング1は1ピクセル2.315μmの高解像度モードです。ビニング2を選択するとセンサーの回路上で4ピクセルの信号が束ねられ、1ピクセルは4.63μmとして機能します。ビニング2では感度が向上し、ノイズも大きく抑えられるため、暗い天体の撮影に適しています。
- 可変 ADC(アナログデジタル信号変換回路)
- ビニング1モードでは内臓ADCの分解能は12bit(4096 階調)ですが、ビニング2モードでは 14bit(16384 階調)へと拡張されます。ビニング1モードではゲイン(gain)は 110 以上で動作します。
- デュアル TEC 冷却システム
- 2つの TEC(冷却素子)を用いてセンサーを冷却するデュアルTEC冷却システムを搭載しています。センサーチャンバーの構造の最適化、テフロンスペーサーによる伝導熱(ヒートバック)の軽減、大型ヒートシンクによる効率的な排熱により、最大で外気温-40℃の強力な冷却が可能です。
また、冷却による結露を防ぐための結露防止ヒーターを内蔵しています。 - 先進的なUSB Type-Cを採用
- カメラとパソコンの接続には USB-AやUSB-Bより先進的な規格であるUSB3.0 Type-Cを使用します。USB Type-Cにはコネクターの裏表の区別がなく、迅速で確実な接続が可能です。オートガイダーなどのアクセサリー用のポートも採用しており、接続にはUSB2.0 Type-Cを使用します。
- 合理的な筐体設計
- 直線と曲線を織り交ぜたデザインのボディは、見た目の美しさだけではなく、カメラを取り扱う上でも使いやすい工夫に溢れています。美しい天体写真を撮影する際、東西南北の軸に対するセンサーの長辺、短辺の直交性は重要です。Artemisのボディにはセンサーの辺に対応する位置にボディの平面があり、セッティングや構図の変更時に、容易に角度を合わせることができます。
また、望遠鏡との接続部分は円形になっており、一部のプライムフォーカス鏡筒に使用した際に回折光を円形に保ち、星像に与える遮蔽の影響を最小限にとどめる効果が期待できます。 - 取り扱いやすいセンサーチルトプレート
- カメラを望遠鏡に取り付けた状態でも簡単に操作ができるチルトプレート形状を採用。各辺に対応した位置に調整ネジがあり、スケアリングの調整に際してより直感的に傾きを修正することができます。チルトプレートと本体の間には遮光性に優れたシェーディングパッドが装着されており、隙間からの迷光の心配はありません。
- デッドピクセルサプレッション(DPS)テクノロジー搭載
- DPS テクノロジーが搭載された Player One のカメラは、ホットピクセルやクールピクセル等の欠損画素(デッドピクセル)を自動で判別し、カメラ内部のメモリへ記録することで撮影時に自動的に補正を行います。これによりデッドピクセルを大幅に抑制することができます。
- DDR3 512MB 大容量キャッシュメモリ搭載
- 本体内部に 512MB の大容量 DDR3 キャッシュメモリを搭載しています。フレームのドロップを回避し、読み出しを安定させることでリードアウトノイズやアンプグローを大幅に減らす効果があります。
- HCG(high conversion gain)モード
- Player One のカメラには独自の HCG モードが装備されています。HCG モードは、ハイゲイン設定時に読み出しノイズを大幅に低減し、低ゲインと同じ高ダイナミックレンジを維持できます。
- キャプチャーソフトでの使用について
- 2023年7月時点で、Player Oneの冷却CMOS カメラをネイティブサポートしているのは Sharpcap4.1(β版)以降です。Sharpcap以外のキャプチャーソフトをご使用の場合は、ASCOMプラットフォームと、Player One 社の無償配布するASCOMドライバーをインストールすることで使用可能となります。













Player One フォーサーズフォーマット センサー クワッドベイヤー方式 Astronomy Artemis-M Pro 冷却カメラ 天体観測 電視観望 電子観望スペック
| センサー | SONY IMX492 裏面照射型モノクロ CMOS センサー |
|---|---|
| フォーマット | フォーサーズ(19.2mm×13mm) |
| 解像度 | 8288×5648 約 4680 万画素(ビニング1)/4144×2824 約 1170 万画素(ビニング2) |
| ピクセルピッチ | 2.315μm×2.315μm(ビニング 1)/4.63μm×4.63μm(ビニング2) |
| シャッター | ローリングシャッター |
| シャッター速度 | 32μs~2000s |
| QE | 約90% |
| 飽和電荷容量 | 18,600e-(ビニング1)/65800e-(ビニング 2) |
| ADC | 12bit(ビニング 1)/14bit(ビニング 2) |
| 読み出しノイズ | 7.7-1.46e-(ビニング 1)/7.8-1.2e-(ビニング 2) |
| HCG モード | 120~(ビニング1/ビニング2) |
| FPS | 33(最大) |
| 保護ガラス | AR コートクリア(直径φ46mm/厚さ 2mm) |
| フランジバック | 17.5mm/12.5mm(チルトプレート取り外し時) |
| データポート | メインケーブル USB3.0(Type-C)、アクセサリーUSB2.0(Type-C) |
| 電源 | DC12V 3A(最大) 内径φ2.1mm 外径φ5.5mm センタープラス |
| 冷却能力 | 外気温-40℃±2℃ |
| 動作温度 | -10℃~60℃ |
| 動作湿度 | 0%~80% |
| 内部キャッシュ | 512MB DDR3 |
| 接続規格 | M48×P0.75mm ネジ/31.7mm 差し込み |
| 質量 | 約 650g |
| 筐体最大直径 | 90mm |
| 対応OS | Windows7、8、10、11 |
| 付属品 | カメラ本体、USB3.0Type-C to Aケーブル(2m)、USB2.0Type-C to Cケーブル(0.4m)、USB2.0Type-C to A ケーブル(0.4m)、六角レンチ、セミハードケース、ハンドブロワー、31.7mm アダプター、ケーブルバンド、予備ネジ、M48-20mm 延長筒、M48-17.5mm 延長筒 |
※仕様及び外観は改善のため、予告なく変更することがあります。