オヤイデ 同軸デジタルケーブル(0.7m・1本)【BNC端子】 OYAIDE DB-510/0.7 【返品種別A】

◆導体
中心導体には金属中、最も導電率の高い5N（99.9995％）純銀を使用。
またその生産工程においても一切の妥協を排し、高周波電気炉による連続鋳造、19工程にも及ぶ冷間圧延、2度に渡る焼鈍作業、ダイヤダイスによる引き抜き加工、スキンパス処理などを行い、銀の純度が高いだけでなく、結晶粒界に隙間のない高品質な「銀線」を使用しています。


◆半導体層
ケーブル内に信号が流れると微弱振動が発生し、静電気を帯電している物質はその振動によりコロナ放電をします。
そこで、絶縁層の外周に半導体層を設けることにより、導体に影響を及ぼす事無く、静電気の放出を促します。

◆絶縁体
絶縁体には絶縁物中、最も誘電率の低いPFAを使用。
更に振動拡散を目的として、FPE（発泡ポリエチレン）との複合構造を採用。
電気特性だけではなく振動対策にも万全を期しています。

◆外装
外装は材質のカラーリングを嫌いシンプルに強化繊維スリーブのみ使用し、摩擦などによる静電気の帯電を防止するため、静電気帯電防止加工を施しています。

◆2層シールド
低周波ノイズに対して強化を図る為、銅テープ＋錫メッキ銅編組を組み合わせていましたが、「FTVS-510」は更に高周波ノイズに対しても強化を図り、周波数特性の高い銀メッキ銅編組（95％）を使用しています。

◆純銀センターピン使用コネクター
純銀コンタクトコネクターSLSC/SLSBを採用することにより、完璧なまでの純銀伝送を実現。

◆音響専用ハンダ”SS-47”を使用
配線のハンダ付けには、オヤイデ電気オリジナルの音響専用ハンダ”SS-47”を使用。
通常のハンダはコスト面から錫の純度が99.9％(3N)程度です。
”SS-47”はさらに純度を上げ不純物を極限まで排し、実に99.993％(4N)以上という高純度錫を採用。
また導電率の向上、ハンダの食われ防止を目的とし、銀、銅を配合。
しかも通常の合金はんだの場合、銀の配合比は3～3.5％ですが”SS-47”はなんと4.7％という物量を惜しげもなく投入。
さらに、金属の中でも銀の次に導電率の高い銅を1.7％配合。
この配合比により導電率は飛躍的に向上し、共晶点217度に設定することに成功しています。

■　仕　様　■

• 導体：1.05mm 5N(99.9995％)純銀、スキンパス加工
• 絶縁体：テフロンスキン層＋フォームポリエチレン
• シールド：銅箔＋銀メッキ銅(編組率95％以上)
• 外装：UVカットポリウレタン
• インピーダンス：75Ω
• 静電容量：56.5nF/km
• 波長短縮率：74.5％
• 減衰量：23.1db/km
• 導体抵抗：21Ω/km
• 外形：8.0mm