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マイクロエース (N) A3075 タム5000 「味タム」 4両セット A3075 タム5000 アジタム 4R 【返品種別B】
販売価格
8,140
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□「返品種別」について詳しくはこちら(外部リンク)□
「おひとり様5点まで」
2025年05月 発売
多くのご要望にお応えし、二軸タンク貨車の代表格「味タム」を13年ぶりに再生産! A3074(2011年6月出荷)を基にしたバリエーション製品 各種標記を再考証、よりリアルな姿で再現 各車とも車番の左側に▲マークが追加され、常備駅標記が「川崎貨物」になった1990年代の姿 タム5085、タム6164は専用種別(積荷)が「塩酸及びアミノ酸専用」の標記で、化成品分類番号の標記「侵82」が残っていた姿を再現
※部品共用のため、一部実車と異なる部分があります
※本製品に動力車は含まれません。走行には別途機関車等が必要です
【セット内容】
[ タム5085 ] + [ タム6116 ] + [ タム6143 ] + [ タム6164 ]
【実車紹介】
川崎大師の近傍に1914年から工場を構えていた味の素株式会社では国鉄川崎駅まで製品や原料をトラックで輸送していましたが、効率的な輸送を目指して専用線の建設に着手、浜川崎駅から市電や京急線の線路を経由する8kmの専用線が1947年に完成しました。
1952年からは画期的なタンク輸送方式の開始に伴い「タム5000」が投入されました。
これは往路、復路とも荷扱いを行う現代の低環境負荷貨物輸送の前身と言えるもので、当時の製法に使用していた副原料(薬液)を輸送してきたタンク車内部を洗浄、製品のアミノ酸液(味液)出荷にも使用するものでした。
味液の配送も効率化が図られ、最盛期には北は旭川から南は長崎まで、日本全国50カ所近くの配送中継基地にタンク車が連日きめ細かに輸送を行い、短距離配送のトラックと組み合わせて広大なネットワークが構築されました。
1960年以降は現在と同様の発酵による製法にシフトしたことから副原料の輸送は終了しましたが、味液の出荷は日本の高度経済成長に伴い増加を続け、最盛期の1960年代には総勢222両の「タム5000」を擁して1日あたり平均して60両から80両分の積荷が合計3往復の列車で運転されていた記録が残されています。
1964年には塩浜操車場(現:川崎貨物駅)が開業し、市電経由のルートが改められました。
貨車ファンの間では「味の素のタム」を略した「味タム」とも呼ばれた「タム5000」の短い車体の愛嬌ある姿は川崎臨港地区の風物詩として、また全国津々浦々で「Sに三を組み合わせたマーク」とともに幅広く親しまれていました。
その後の鉄道貨物の斜陽化や高速道路網の発達に伴って鉄道輸送は徐々にトラック輸送にシフトし、1990年代に入って以降もなお80両あまりの「味タム」が全国5カ所に減ってしまった鉄道用配送先へ輸送を継続していましたが、1997年に45年に亘る「味タム」輸送の歴史に終止符が打たれました。
一部の製品輸送はタンクコンテナ利用で継続されたほか、2002年以降は環境負荷やトラック輸送の経費を勘案した結果ISOタンクコンテナを利用した鉄道輸送が新たに開始されるなど、「味タム」の築いた物流ネットワークは現在も新時代の鉄道貨物とのコンビネーションで全国の食卓を繋ぎ続けています。
【商品仕様】スケール:Nゲージ 商品形態:塗装済完成品 車体の材質:ABS樹脂製 モーター:なし ライト:なし 付属品:なし
【別売りオプション】室内灯:対応なし カプラー: 対応なし
【重要】お買い物前に必ずこちらをお読み下さい(外部リンク)
□「返品種別」について詳しくはこちら(外部リンク)□
「おひとり様5点まで」
2025年05月 発売
※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合がございます。
【商品紹介】
マイクロエースの完成品Nゲージ車両、タム5000 「味タム」 4両セットです。
※部品共用のため、一部実車と異なる部分があります
※本製品に動力車は含まれません。走行には別途機関車等が必要です
【セット内容】
[ タム5085 ] + [ タム6116 ] + [ タム6143 ] + [ タム6164 ]
【実車紹介】
川崎大師の近傍に1914年から工場を構えていた味の素株式会社では国鉄川崎駅まで製品や原料をトラックで輸送していましたが、効率的な輸送を目指して専用線の建設に着手、浜川崎駅から市電や京急線の線路を経由する8kmの専用線が1947年に完成しました。
1952年からは画期的なタンク輸送方式の開始に伴い「タム5000」が投入されました。
これは往路、復路とも荷扱いを行う現代の低環境負荷貨物輸送の前身と言えるもので、当時の製法に使用していた副原料(薬液)を輸送してきたタンク車内部を洗浄、製品のアミノ酸液(味液)出荷にも使用するものでした。
味液の配送も効率化が図られ、最盛期には北は旭川から南は長崎まで、日本全国50カ所近くの配送中継基地にタンク車が連日きめ細かに輸送を行い、短距離配送のトラックと組み合わせて広大なネットワークが構築されました。
1960年以降は現在と同様の発酵による製法にシフトしたことから副原料の輸送は終了しましたが、味液の出荷は日本の高度経済成長に伴い増加を続け、最盛期の1960年代には総勢222両の「タム5000」を擁して1日あたり平均して60両から80両分の積荷が合計3往復の列車で運転されていた記録が残されています。
1964年には塩浜操車場(現:川崎貨物駅)が開業し、市電経由のルートが改められました。
貨車ファンの間では「味の素のタム」を略した「味タム」とも呼ばれた「タム5000」の短い車体の愛嬌ある姿は川崎臨港地区の風物詩として、また全国津々浦々で「Sに三を組み合わせたマーク」とともに幅広く親しまれていました。
その後の鉄道貨物の斜陽化や高速道路網の発達に伴って鉄道輸送は徐々にトラック輸送にシフトし、1990年代に入って以降もなお80両あまりの「味タム」が全国5カ所に減ってしまった鉄道用配送先へ輸送を継続していましたが、1997年に45年に亘る「味タム」輸送の歴史に終止符が打たれました。
一部の製品輸送はタンクコンテナ利用で継続されたほか、2002年以降は環境負荷やトラック輸送の経費を勘案した結果ISOタンクコンテナを利用した鉄道輸送が新たに開始されるなど、「味タム」の築いた物流ネットワークは現在も新時代の鉄道貨物とのコンビネーションで全国の食卓を繋ぎ続けています。
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