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キャンサーロスト 「がん罹患後」をどう生きるか /花木裕介
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≪商品情報≫
著者名:花木裕介
出版社名:小学館
発行年月:2023年08月
判型:新書
ISBN:9784098254569
≪内容情報≫
「治療後の人生」を過ごすためのアドバイス
5年生存率の上昇によって、今やがんは「死に至る病」から、「生涯付き合っていく病」となりつつあり、しかも現役世代の罹患は3分の1にのぼる。復職や収入減、結婚や出産など、がんを抱えながら生きる難しさ(キャンサーロスト)に向き合う方法をまとめた一冊。
著者の花木裕介氏は38歳の時にステージ4の「中咽頭がん」が判明。幸いにも約9か月の治療で病巣は取り除かれ、復職も果たしたものの、重要な仕事は任せてもらえず、残業の制限などもあって給料は激減。罹患前に描いていた人生のキャリアプランは大幅に修正・縮小を余儀なくされたーー。
花木氏自身と、同氏が代表を務める一般社団法人「がんチャレンジャー」を通じて交流した罹患者6人のキャンサーロスト体験をもとに、罹患者本人はどう喪失感に向き合い、家族や職場などは罹患者にどう接していくべきかを探る。さらに、がん罹患経験者を巡る環境について、医学博士・医療経済学の専門家である真野俊樹氏(中央大学大学院教授)が解説。
これまであまり伝えられることが少なかった「罹患後の大変さ」をリアルな体験を踏まえて紹介し、「治療後の長い人生をどう過ごすか」をアドバイス。
【編集担当からのおすすめ情報】
日本人の2人に1人が罹患することから、がんは長く「国民病」といわれてきましたが、医療技術の進歩によって5年生存率が上昇し、かつては「死に至る病」とも言われた病気は、「生涯付き合っていく病」に変わりつつあります。今ではがん罹患者の3分の1は現役世代となり、「がんを抱えながら働く」「がんを抱えながら家族を養う」というケースは珍しくなくなっています。
しかしながら、がんに関する情報は依然として「治療法」や「早期発見」、「予防」といった情報が大半で、「がん治療を終えてからどうなるのか、どうすればいいか」はあまり知られていないのが現実です。
本書の著者・花木裕介氏は、38歳でステージ4の中咽頭がんに罹患し、約9か月の治療・休職を余儀なくされました。幸いにも治療によってがんは画像上消滅し、罹患前とほぼ変わらない体調に戻ったものの、復職後は「経過観察中のがん罹患経験者」であることが影響して、休職前と同様の仕事は任されず、収入も大きく減ってしまいます。また、周囲の“過剰な気遣い”に戸惑う場面も多々ありました。
がんを抱えて働く、がんを抱えて生きていくことの難しさ──それを実感した著者は、一般社団法人「がんチャレンジャー」を立ち上げ、同様の悩みを抱える罹患経験者たちの声を集め、彼らの人生の再挑戦に有益な情報を発信しています。
体験した人でしか分からない「キャンサーロスト」とその向き合い方は、がんを克服して仕事や生活のリスタートを目指す人々だけでなく、その家族や友人、職場関係者にとっても役立つはずです。
著者名:花木裕介
出版社名:小学館
発行年月:2023年08月
判型:新書
ISBN:9784098254569
≪内容情報≫
「治療後の人生」を過ごすためのアドバイス
5年生存率の上昇によって、今やがんは「死に至る病」から、「生涯付き合っていく病」となりつつあり、しかも現役世代の罹患は3分の1にのぼる。復職や収入減、結婚や出産など、がんを抱えながら生きる難しさ(キャンサーロスト)に向き合う方法をまとめた一冊。
著者の花木裕介氏は38歳の時にステージ4の「中咽頭がん」が判明。幸いにも約9か月の治療で病巣は取り除かれ、復職も果たしたものの、重要な仕事は任せてもらえず、残業の制限などもあって給料は激減。罹患前に描いていた人生のキャリアプランは大幅に修正・縮小を余儀なくされたーー。
花木氏自身と、同氏が代表を務める一般社団法人「がんチャレンジャー」を通じて交流した罹患者6人のキャンサーロスト体験をもとに、罹患者本人はどう喪失感に向き合い、家族や職場などは罹患者にどう接していくべきかを探る。さらに、がん罹患経験者を巡る環境について、医学博士・医療経済学の専門家である真野俊樹氏(中央大学大学院教授)が解説。
これまであまり伝えられることが少なかった「罹患後の大変さ」をリアルな体験を踏まえて紹介し、「治療後の長い人生をどう過ごすか」をアドバイス。
【編集担当からのおすすめ情報】
日本人の2人に1人が罹患することから、がんは長く「国民病」といわれてきましたが、医療技術の進歩によって5年生存率が上昇し、かつては「死に至る病」とも言われた病気は、「生涯付き合っていく病」に変わりつつあります。今ではがん罹患者の3分の1は現役世代となり、「がんを抱えながら働く」「がんを抱えながら家族を養う」というケースは珍しくなくなっています。
しかしながら、がんに関する情報は依然として「治療法」や「早期発見」、「予防」といった情報が大半で、「がん治療を終えてからどうなるのか、どうすればいいか」はあまり知られていないのが現実です。
本書の著者・花木裕介氏は、38歳でステージ4の中咽頭がんに罹患し、約9か月の治療・休職を余儀なくされました。幸いにも治療によってがんは画像上消滅し、罹患前とほぼ変わらない体調に戻ったものの、復職後は「経過観察中のがん罹患経験者」であることが影響して、休職前と同様の仕事は任されず、収入も大きく減ってしまいます。また、周囲の“過剰な気遣い”に戸惑う場面も多々ありました。
がんを抱えて働く、がんを抱えて生きていくことの難しさ──それを実感した著者は、一般社団法人「がんチャレンジャー」を立ち上げ、同様の悩みを抱える罹患経験者たちの声を集め、彼らの人生の再挑戦に有益な情報を発信しています。
体験した人でしか分からない「キャンサーロスト」とその向き合い方は、がんを克服して仕事や生活のリスタートを目指す人々だけでなく、その家族や友人、職場関係者にとっても役立つはずです。