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日本思想の核心 この生をいかに耐えるか /板東洋介
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- 商品情報
- レビュー
≪商品情報≫
著者名:板東洋介
出版社名:NHK出版
発行年月:2026年09月
判型:B6
ISBN:9784140913024
≪内容情報≫
まったく新しい“シン・日本倫理思想史”が登場!
思い通りにならない人生を、なぜ生きる必要があるのか?
古事記から西田幾多郎まで、日本思想の底流には、「なぜ人は生きるのか」への究極の答えが脈々と受け継がれていた!
「生まれてこないほうがよかった」とする切実なペシミズムが、デイヴィッド・ベネターやシオランの著作によって日本でも広がっている。このような思想は、日本の思想史に照らして妥当だと言えるのか? ――こう問うて、「思うようにならないのに人生を生きる理由」を、日本思想の斬新な読解によって明らかにするのが本書である。
『古事記』のスサノヲ神話、親鸞・道元の日本仏教、『平家物語』『葉隠』などに表れた武士の思想、中江藤樹・伊藤仁斎ら日本の大儒学者、国学の四大人(しうし=契沖・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤)、そして西田幾多郎の哲学まで……。本書はこれらの千年以上にわたる著作群を読み解き、すべてに通底する構え――不如意(=思うようにならないこと)を承知で、誰かを信じる/何かに打ちこむ態度――を見出すし、これを思想の「日本性」として、平明な筆致で描き出す。
著者は、大江健三郎や蓮實重彦も受賞した「銀杏並木文学賞」大賞の受賞者で、文学者としての一面を持つ。本書は大学での人気講座をもとにしており、かぎりなく読みやすく、ユーモアをたたえた達意の文章によって、道元や西田哲学など難解で古風な文章も若い読者に伝わるように抜粋し、現代的で身近な喩えによって理解させる。
日本思想のテクストを精確に読めば、無常や諦念を基調としながらも「それでもなお」人間が生きることの意味を、味わい深い表現で示すものが多く、本書はそうした発見を拾い上げて稀有な筆力で描き切る。思想史に新たな地平を開き、知的興奮をかきたてる一冊!
目次
はじめに――人生は赤字か?
第一章 荒ぶる神が泣きやむまで――『古事記』神話
第二章 仏教の毒を?みなおす――日本の仏教Ⅰ
第三章 「全剿滅」とは別のしかたで――日本の仏教Ⅱ
第四章 禅堂での経験から――日本の仏教Ⅲ
第五章 捉えがたい自己のかたち――武士の思想
第六章 かえしきれない負債――儒教の思想Ⅰ
第七章 信じることから全てははじまる――儒教の思想Ⅱ
第八章 われわれは泣きたいのだ!――国学の思想
第九章 作ることの救済――西田幾多郎・木村素衛
終章 この生は生きるに値するか/この生をいかに耐えるか
著者名:板東洋介
出版社名:NHK出版
発行年月:2026年09月
判型:B6
ISBN:9784140913024
≪内容情報≫
まったく新しい“シン・日本倫理思想史”が登場!
思い通りにならない人生を、なぜ生きる必要があるのか?
古事記から西田幾多郎まで、日本思想の底流には、「なぜ人は生きるのか」への究極の答えが脈々と受け継がれていた!
「生まれてこないほうがよかった」とする切実なペシミズムが、デイヴィッド・ベネターやシオランの著作によって日本でも広がっている。このような思想は、日本の思想史に照らして妥当だと言えるのか? ――こう問うて、「思うようにならないのに人生を生きる理由」を、日本思想の斬新な読解によって明らかにするのが本書である。
『古事記』のスサノヲ神話、親鸞・道元の日本仏教、『平家物語』『葉隠』などに表れた武士の思想、中江藤樹・伊藤仁斎ら日本の大儒学者、国学の四大人(しうし=契沖・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤)、そして西田幾多郎の哲学まで……。本書はこれらの千年以上にわたる著作群を読み解き、すべてに通底する構え――不如意(=思うようにならないこと)を承知で、誰かを信じる/何かに打ちこむ態度――を見出すし、これを思想の「日本性」として、平明な筆致で描き出す。
著者は、大江健三郎や蓮實重彦も受賞した「銀杏並木文学賞」大賞の受賞者で、文学者としての一面を持つ。本書は大学での人気講座をもとにしており、かぎりなく読みやすく、ユーモアをたたえた達意の文章によって、道元や西田哲学など難解で古風な文章も若い読者に伝わるように抜粋し、現代的で身近な喩えによって理解させる。
日本思想のテクストを精確に読めば、無常や諦念を基調としながらも「それでもなお」人間が生きることの意味を、味わい深い表現で示すものが多く、本書はそうした発見を拾い上げて稀有な筆力で描き切る。思想史に新たな地平を開き、知的興奮をかきたてる一冊!
目次
はじめに――人生は赤字か?
第一章 荒ぶる神が泣きやむまで――『古事記』神話
第二章 仏教の毒を?みなおす――日本の仏教Ⅰ
第三章 「全剿滅」とは別のしかたで――日本の仏教Ⅱ
第四章 禅堂での経験から――日本の仏教Ⅲ
第五章 捉えがたい自己のかたち――武士の思想
第六章 かえしきれない負債――儒教の思想Ⅰ
第七章 信じることから全てははじまる――儒教の思想Ⅱ
第八章 われわれは泣きたいのだ!――国学の思想
第九章 作ることの救済――西田幾多郎・木村素衛
終章 この生は生きるに値するか/この生をいかに耐えるか







