バイズクロー 4.5インチ 2トーン #B34 ダークレッドシード/レッド

10年以上使われ続け今もなお多くのアングラーの信頼と実績を得ているバイズクロー
清水盛三とベイトブレスの渾身のキングオブクロー

1.Hair {毛}
ザリガニの足や触角をイミテートする動物の毛をセットしました。
バスが実際のザリガ ニにバイトした際の食感を想定し、やや張りのある素材を採用。
ソフトプラスチックのボディー部分の水押し効果と天然素材特有の波動が
複雑に絡み合い、よりリアルな生命感を演出。
また水中で安定した姿勢を保つバランサーの役目も果たします。

2.Material {素材}
原料となる樹脂や塩の含有量などに関する成分調整は、
脱皮直後のザリガニ特有の質感や重さ、食感を強く意識しています。
バイトのきっかけを与え長時間ホールドさせるフレーバーは、
魚類や甲殻類などの天然成分を複数配合した“バイズミックス”。
素材にしっかり練り込んであるので、使い続けても味とニオイの効果は低下しません。

3.Body {ボディ}
理想的な動きと波動を生み出すための、ややくび れたデザイン。
他のパーツが発生する波動とボディー部の大きなバイブレーションが
複雑に絡み合うことで、よりリアルな生命感が生まれます。
裏面のリブは空 気をホールドしやすく、水中で乱反射してアピール。
抱卵するザリガニやテナガエビのメスをリアルに演出します。
また、表面積が広いためフレーバーの拡散効 果も優秀です。

4.Craw {ツメ}
ただリアルにするのではなく、水を掴んでアクションするボリューム感を考慮しました。厚みのある扁平部分が弱い水流を確実に受け止めるほか、
内側の薄いパーツが微振動してバイトを誘います。
また、ボ ディーに比べて抵抗が極めて大きいため、
フォール後の着底時にツメを持上げて威嚇するポーズも演出可能です。

5.Feeler {触角}
一般的なホッグ系ソフトベイトよりもやや長めの触角。
スイミング時のタイトなバイブレーションや、
ステイ時のナチュラルな動きがバスを魅了します。
また、トルクのある波動を発生するボディーやツメと比較すると、
このパーツは繊細で軽やかな水流を作ります。
これらの異なる波動が複雑に絡み合い、水中で独特の存在感を強調します。

■Tips for BYS CRAW
バイズクローのポテンシャルをより引き出すメソッド集

難攻不落のスポットに潜むビッグバスを誘惑するように
水中で妖しくうごめくツメと触角。
そしてベストなボリューム感とスペシャルフレーバー…。
ここでは、能力を120％活用するためのリギング例を紹介します。

・TIPS1 Texas rig -テキサスリグ-
着底後の独特なアクションが効果的。

※5.5"には#4/0、4.5"には#3/0、3.5"には#2/0のオフセットフックがマッチ。
シンカーは1/8～1ozを使用。

バイズクローのポテンシャルが最も活きるリグのひとつ。
スナッグレス性が極めて高く、ブッシュやリーズなどの
ヘビーカバーへスムーズにアプローチできる点が魅力です。
盛三は5.5"をメイン使用。グラスエリアのアウトサイドエッジなど、
比較的オープンなスポットへのアプローチは、
ペグをセットせずシンカー着底後の独特なスローフォールで誘います。

《根掛かりの少ないオープンなエリアではペギングせず、
シンカー着底後のスローなフォールでバイトのタイミングを与える。

・TIPS2 Rubberjig trailer -トレーラー-
ナチュラルなスイミングがバイトを誘発。

※メインはガード付きラバージグの1/2ozに4.5"の組み合わせ。
後部から3節目をカットすると、ジグとの一体感が生まれる。

「デカいバスをどれだけ釣ったかわからない」と盛三が語る、
絶対に欠かせないセッティング。ラバージグのもつポテンシャルに
バイズクローの威力がプラスされることで、圧倒的にバスを惹きつけます。
基本はシャローのカバー撃ちですが、特有の水押し効果を活かしたスイミングも有効。
バスがステージングするボトムの岩などを舐めるようにチェックするとよいでしょう。

スイミングはリトリーブではなくロッドワークでコントロールしたい。
ややボトムを切った状態で起伏をトレースするイメージ。

・TIPS3 Carolina rig -キャロライナリグ-
オールマイティーなボトム系サーチベイト。

※リーダーは自然な動きを演出するために1ヒロ（約1.5m）が基準。
タングステンシンカーとスイベルの間にはグラスビーズをセット。

ボトムレンジのサーチベイトとして有効なキャロライナリグにもジャストマッチ。
日本のフィールドでは、盛三は1/2ozシンカーと3.5"のセッティングを
メインに使用しています。リーダーの調整やロッドワークによって、
甲殻類をイメージしたスローフォールやトリッキーなアクションが演出可能。
適度なボ リューム感や味と匂いがバイトの決め手になります。

一般的なクローベイトはスイミング時に回転しやすいが、
バイズクローは毛がスタビライザーとなり比較的安定した姿勢を保つ。

・TIPS4 Finesse rig -フィネスリグ-
繊細なアプローチでも存在感を強調。

※オーバーハングなどの奥へソフトに送り込みたい場合は、フックを頭部からセット。ネイルシンカーでフォールの姿勢とスピードを微調整する。

盛三のストロングスタイルとは一線を画すフィネスなセッティング。
「自分はテキサス、ジグ、キャロがメインやけど、本当に完成度の高い
ソフトベイトは、どんな使い方でも能力を発揮するね」と語るように、
タフコンディション時はノーシンカーリグやネコリグなどの“食わせ”の釣りでも
バスに違和感を与えることなく口を使わせる力を秘めています。

タフな状況ではネコリグも選択肢のひとつ。フックをセットする位置や
ウエイトを変えることで多様なアクションを表現できる。


Bait Breath　BYS CRAW
ベイトブレス　バイズクロー

●SIZE：2トーン4.5インチ
●COLOR：#B34 ダークレッドシード/レッド
●PACK：6本入り