ピアスフック 1 ブラック

使いやすさと掛かりの両立。通常使用ではワームがズレにくく、バイト時のみズラしてハイレスポンスなフッキングを図る。ニューコンセプト・ジョインテッドスタイルオフセット！

●デルタポイント
鈎は素早く獲物の肉を拾い、鈎先が立つものが理想だ。
鈎先が立った後は、スムーズな刺さり込みをしなければならない。
この作業を行う上で、鈎先は重要なファクターだ。最もシンプルで刺さりの良い、効率的な鈎先のカタチを追及すると、三角錐に辿り着いた。
3方向からの圧縮プレスによるこの形状は、素早く鈎先を立たせ、瞬時に獲物に刺さり込む。理想のポイントが完成した。

●サイバーメタル
いかに良い鈎先だったとしても、使用中のストラクチャーなどへのコンタクト、フッキングによる魚体へのコンタクトなどで摩耗し、すぐ鋭さを失ってしまうようなものでは使い物にならない。
またそれ以前に、製造段階から実際にフィールドで使われるまでにも、鈎先は常に何らかの物質と触れている。
鈎先は過酷だ。耐摩耗性が強く、製造直後の最高の状態を出来る限り維持し続けられる鈎先は理想といえる。
そこで、鈎を形成する原料に含まれる炭素量を従来と比較し約20％増やし、更に8種類の化学成分を配合。
粘りを保ちつつ、耐摩耗性を飛躍的にアップさせたのがサイバーメタルだ。これで鈎はさらに一歩、理想に近づいた。

●ロングテーパードポイント・スピーディー＆パワフルフォルム
鈎先が拾った獲物は、素早くフトコロの奥深くに落とし込まなければならない。
フトコロに到達する前に獲物が暴れると、鈎の性能は100％発揮されない。
結果として、バレや浅掛かりの原因となってしまう。
鈎先の角度を通常より鋭角に、長く確保することで、刺さりに磨きをかけ、刺さりだしたスピードを殺さない。
そのスピードを生かしたままフトコロの一番深い部分、キープゾーンまで獲物を一気に落とし込む。
キープゾーンから軸にかけてのベンド部分のフォルムは直線に近ければ近い程、パワーが出る。
またキープゾーンが軸に近い方が、更にパワーが出る。伸びに対して強くなる。
キープゾーンが軸に近ければ、必然的にそこからバーブまでの距離も長くなり、キープ力は向上する。
結果として「バレ」は減少することとなる。
しかし、キープゾーンを軸に近づける様なフォルムにすると、フトコロを形成するベンドフォルムは極端になり、結果、刺さりのスピードを殺す。
スピードとパワーとキープ力。全てを成立させる。出した答えがこのフォルムだ。


●パワフルヘビーワイヤー
ベイトタックルにおけるテキサス、ノーシンカーなどのリグに完全対応したヘビーワイヤーをセレクト。
更なるパワーを生み出すフォルムと相まって、高い剛性を手に入れた。カバー周りでの使用や、ビックバスにも安心して対応出来る。


●ワイドエントリースペース、フルレンジワイドゲイプ
従来オフセットフックではワームキープ用のオフセット部分があり、この部分がフッキング時に邪魔をしていた。
これを無くす事によってアイ～ポイントまでの距離が出来、深い掛かりを実現。
また、アイの周辺からワイドなワイドゲイプとすることにより、更に深いフッキングとよりバルキーなワームに対応できるようになった。


●ワイドピッチスクリューキーパー
使いやすく、よく刺さるフックとは何か？スパイラル状キーパー付フックはワームが全くズレない。
カバー攻略時に煩わしいワームの「ズレ」というストレスが無くなる為使いやすく、大きな武器となる。
だがフッキングにおいては話が違う。
ワームがズレないことによって、ゲイプスペースがワームによって殺される。
結果としてこれがフッキング時に悪影響を及ぼしていた。刺さりの良い鈎を作ろうと思うと、ある程度ワームがズレなければならないのだ。
キーパーのスパイラル形状を調整し、通常使用時はズレを回避しつつ、バイト時にはしっかりとワームをズラす事で、ハイレスポンスなフッキング性能を確保する。
従来のオフセットフックでは自然とできていたこのズラすという作業を、ワームがズレにくいスパイラル状キーパー付フックで実現した。
通常オフセットフックとスパイラル状キーパー付フックの正にいいとこ取り。
矛盾する要素を両立させた結果、ワームがズレにくく使いやすい刺さりの良いフックが完成した。

●サイズ(入数)：1(5)、1/0(5)、2/0(5)、3/0(4)、4/0(4)、5/0(4)