12/20 時点_ポイント最大26倍

漱石、シェイクスピアに挑む “物凄い”文学の手際/佐々木英昭

販売価格
990
(税込)
出荷目安:
1~3日で発送予定
たまるdポイント(通常) 9

+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大25倍

※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。

表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍

  • 商品情報
  • レビュー
佐々木英昭
幻冬舎メディアコンサルティング
幻冬舎ルネッサンス新書 さ-16-1
ISBN:4344942167/9784344942165
発売日:2022年10月



【内容紹介】
夏目漱石研究は、出つくした。そう断ずるのは、まだ早い。

作家漱石に師はなかった。しかり、シェイクスピアを除いては――。
日本語・日本文学の枠を超え、
シェイクスピアとの対峙を洗い出したときに見えてくる全く新しい漱石論。

夏目漱石は、世界に先駆けた文学理論書『文学論』で
シェイクスピア作品を最も多く引用しているばかりでなく、
東京帝国大学での講義録やメモ・蔵書書き込みなどでも
その「面白さ」を盛んに称讃・解析している。
かつそこには、作家漱石がこの文豪の手法を自作に生かそうとした形跡も探知される。
そもそも文学が「面白い」とはいかなる「事実」に由来するのか?――
本書では、漱石の「批評的鑑賞」の姿勢を継承し、
《シェイクスピアに向き合う漱石》の全貌を明らかにしたその先に、
『こころ』など主要作品の深層を浮上させる。

知的に爽快な、生きた文学論である。佐々木英昭の頭脳は漱石と共に動く。
明治の英文学者はシェイクスピアをどう読み、作品にどう用いたか。
分析の心理は鋭く、手際は鮮やか。
平川祐弘(東京大学名誉教授)

「心理学」確立以前に漱石が苦労して到達した、
言わば「下意識」を表現する手法の歴史性を解明している秀書。
漱石がなぜ現代に至るまでこれほどの感動を呼ぶのかが分かる。
ソートン不破直子(日本比較文学会会長・日本女子大学名誉教授)
【目次】
序章 ぎょっとするオセロ・マジック
第一章 沙翁の筆端神あるを知れり――『リチャード三世』『ジュリアス・シーザー』
第二章 俺たちはみんな悪党だ――『ハムレット』と仮対法
第三章 矛盾の多い男と女――漱石の仮対法
第四章 悪魔は暗示する――『「オセロ」評釈』を読む
第五章 苦痛に釘付けのリアル――『オセロー』『行人』『マクベス』
第六章 ?徊趣味・推移趣味と"○△理論"――『草枕』の実験と『オセロー』
第七章 金剛石の様な女――『虞美人草』と『アントニーとクレオパトラ』
第八章 無意識な偽善家――『三四郎』と平塚らいてう
第九章 因縁和合の層々塁々――ズーダーマンの女、禅する女
第十章「F + f」の悲劇的リズム――『こころ(下)』の解剖
第十一章『こころ』のイアゴーは誰か――御嬢さんの幸福

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

漱石、シェイクスピアに挑む “物凄い”文学の手際/佐々木英昭のレビュー

投稿されたレビューは0件です。

この商品のカテゴリ

同カテゴリのおすすめ商品

別カテゴリのおすすめ商品

ふるさと納税百選のおすすめ返礼品