12/17
時点_ポイント最大13倍
鶴屋南北未刊作品集 第2巻 翻刻/鶴屋南北/古井戸秀夫
販売価格
28,600
円 (税込)
送料無料
- 出荷目安:
- 1~3日で発送予定
たまるdポイント(通常) 260
+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大12倍
※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。
※表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
- 商品情報
- レビュー
鶴屋南北古井戸秀夫
白水社
ISBN:4560098417/9784560098417
発売日:2021年12月
【内容紹介】
南北の真骨頂を垣間見る一巻
本巻は勝俵蔵が舅の名跡である鶴屋南北を襲名した文化八(1811)年以降、還暦前後の新境地を切り開く未刊作品群を収録している。言うなれば、行動を共にした五代目岩井半四郎や、若き七代目市川團十郎との顔合わせを中心に、ドタバタ喜劇から涙を誘う愁嘆場まで、円熟の綯い交ぜの世界が繰り広げられ、悪の華に満ち溢れた劇作術が展開される、南北の真骨頂を垣間見る一巻である。
冒頭の『曽我祭侠競(そがまつりいきじくらべ)』は、貧しい浪人の娘が、道具屋の若旦那との縁談が「ろくろ首」の噂で破談となり、世を儚んで身投げする物語。息も付かせぬ場面が展開する。『封文(ふうじぶみ)めでたくかしく』は「八百屋お七」を軸に「お菊幸助」「かしく六三」と三組の「道化物」を絡めた綯い交ぜもので、死罪となった母娘の獄屋での愁嘆場が見物の涙を誘う。『清盛栄花台(きよもりえいがのうてな)』は、清盛を中心に、各幕の主人公をすべて團十郎に絡めさせる構想の作品で、時代絵巻と当世風俗の思い切った混交が見せ場となる。
他にも、現在確認しうる南北の最も古い台本で、本狂言の前の若手が多く登場する33歳の勝俵蔵時代の習作など、貴重な作品群が読者の関心を誘う。
白水社
ISBN:4560098417/9784560098417
発売日:2021年12月
【内容紹介】
南北の真骨頂を垣間見る一巻
本巻は勝俵蔵が舅の名跡である鶴屋南北を襲名した文化八(1811)年以降、還暦前後の新境地を切り開く未刊作品群を収録している。言うなれば、行動を共にした五代目岩井半四郎や、若き七代目市川團十郎との顔合わせを中心に、ドタバタ喜劇から涙を誘う愁嘆場まで、円熟の綯い交ぜの世界が繰り広げられ、悪の華に満ち溢れた劇作術が展開される、南北の真骨頂を垣間見る一巻である。
冒頭の『曽我祭侠競(そがまつりいきじくらべ)』は、貧しい浪人の娘が、道具屋の若旦那との縁談が「ろくろ首」の噂で破談となり、世を儚んで身投げする物語。息も付かせぬ場面が展開する。『封文(ふうじぶみ)めでたくかしく』は「八百屋お七」を軸に「お菊幸助」「かしく六三」と三組の「道化物」を絡めた綯い交ぜもので、死罪となった母娘の獄屋での愁嘆場が見物の涙を誘う。『清盛栄花台(きよもりえいがのうてな)』は、清盛を中心に、各幕の主人公をすべて團十郎に絡めさせる構想の作品で、時代絵巻と当世風俗の思い切った混交が見せ場となる。
他にも、現在確認しうる南北の最も古い台本で、本狂言の前の若手が多く登場する33歳の勝俵蔵時代の習作など、貴重な作品群が読者の関心を誘う。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。


