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レイオンとシスナ あるいは黄金都市革命十九世紀の一幻影スペンサー連に則して/パーシー・ビッシュ・シェリー/原田博
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- 商品情報
- レビュー
パーシー・ビッシュ・シェリー原田博
音羽書房鶴見書店
ISBN:475530430X/9784755304309
発売日:2022年05月
【内容紹介】
本書は、 イギリスのロマン派詩人パーシー・ビッシュ・シェリーPercy Bysshe Shelley (1792?1822) が1817年暮れに出版した『レイオンとシスナ あるいは黄金都市革命 十九世紀の一幻影 スペンサー連に則して』 _Laon and Cythna; or、 the Revolution of the Golden City A Vision of the Nineteenth Century. In the Stanza of Spenser._ の全訳である。
この作品は、出版直後に読者からその内容の過激さを訴える苦情があり、それを恐れた出版社が残部を回収して、シェリーに訂正を迫ったいわく付きのものである。シェリーは渋りながらも、 結局、 改訂を受け入れ急遽『イスラムの反乱/一詩編/全十二歌』と改題したうえ内容を数十箇所修正して1818年1月に刊行した。本書は、今日一般に『イスラムの反乱』として知られている改訂版ではなく、作品本来の姿である『レイオンとシスナ』の完訳であり、訳者の解題と注釈とを附し、さらに二つの版の主たる異同を明示している。
本作品は、恋人同士の関係にある若き主人公 protagonist/hero レイオン Laon とその妹にして同じく主人公 protagonist/heroine であるシスナ Cythna とが互いに協力し合いながら、政治と宗教との圧制から、自由と平等とを回復しようとする波瀾万丈の物語である。
二人の間に共有される自由と民主と平等と叡智とを求める熱き愛は、二人を世界改革の行動へと駆り立ててゆく。従って、この愛は二人だけのものではなく、それは人類、とりわけ圧制下にある虐げられた人々へと向けられている。より平易な言葉で括れば、ロマンティック・ファンタジーとも言えるだろう。
「目次」
訳者まえがき
地図
解題『レイオンとシスナ』について
『レイオンとシスナ』
あるいは黄金都市革命 十九世紀の一幻影 スペンサー連に則して
序文
メアリーへの献辞
レイオンとシスナ
第一歌
第二歌
第三歌
第四歌
第五歌
第六歌
第七歌
第八歌
第九歌
第十歌
第十一歌
第十二歌
注 / 訳者あとがき
音羽書房鶴見書店
ISBN:475530430X/9784755304309
発売日:2022年05月
【内容紹介】
本書は、 イギリスのロマン派詩人パーシー・ビッシュ・シェリーPercy Bysshe Shelley (1792?1822) が1817年暮れに出版した『レイオンとシスナ あるいは黄金都市革命 十九世紀の一幻影 スペンサー連に則して』 _Laon and Cythna; or、 the Revolution of the Golden City A Vision of the Nineteenth Century. In the Stanza of Spenser._ の全訳である。
この作品は、出版直後に読者からその内容の過激さを訴える苦情があり、それを恐れた出版社が残部を回収して、シェリーに訂正を迫ったいわく付きのものである。シェリーは渋りながらも、 結局、 改訂を受け入れ急遽『イスラムの反乱/一詩編/全十二歌』と改題したうえ内容を数十箇所修正して1818年1月に刊行した。本書は、今日一般に『イスラムの反乱』として知られている改訂版ではなく、作品本来の姿である『レイオンとシスナ』の完訳であり、訳者の解題と注釈とを附し、さらに二つの版の主たる異同を明示している。
本作品は、恋人同士の関係にある若き主人公 protagonist/hero レイオン Laon とその妹にして同じく主人公 protagonist/heroine であるシスナ Cythna とが互いに協力し合いながら、政治と宗教との圧制から、自由と平等とを回復しようとする波瀾万丈の物語である。
二人の間に共有される自由と民主と平等と叡智とを求める熱き愛は、二人を世界改革の行動へと駆り立ててゆく。従って、この愛は二人だけのものではなく、それは人類、とりわけ圧制下にある虐げられた人々へと向けられている。より平易な言葉で括れば、ロマンティック・ファンタジーとも言えるだろう。
「目次」
訳者まえがき
地図
解題『レイオンとシスナ』について
『レイオンとシスナ』
あるいは黄金都市革命 十九世紀の一幻影 スペンサー連に則して
序文
メアリーへの献辞
レイオンとシスナ
第一歌
第二歌
第三歌
第四歌
第五歌
第六歌
第七歌
第八歌
第九歌
第十歌
第十一歌
第十二歌
注 / 訳者あとがき
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