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プレシジョン栄養学 データ駆動型個別化栄養学の社会実装に向けて/日本栄養・食糧学会/小田裕昭/田原優
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- 商品情報
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日本栄養・食糧学会小田裕昭田原優
建帛社
ISBN:4767962234/9784767962238
発売日:2024年05月
※商品画像はイメージや仮デザインが含まれている場合があります。帯の有無など実際と異なる場合があります。
【内容紹介】
本書では、プレシジョン栄養学とはどのようなものかという概説から、個別化方法の進歩、さらには社会実装に向けた実践についての最新の話題を、気鋭の専門家11名の研究成果を基に各領域からアプローチする。
近年、医療や栄養学に於いて個人対応が求められるようになってきている。ゲノム情報を利用した医療(プレシジョン医学〈先進医療〉)が成功をおさめ、日本でも一部がんゲノム医療として保険適用されるに至った。疾病予防、QOL向上を目指して栄養学に於いてもプレシジョン栄養学(オーダーメイド栄養学、テーラーメイド栄養学、個人対応型栄養学、個別化栄養学)が急速に期待されるようになってきている。
プレシジョン栄養学は、個人を特定(個別化)するところから始まる。近年、ゲノム、エピゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボロームなどのオミクス生物学による網羅的解析によって精密に個別化する手法が進展してきた。さらに、腸内細菌(マイクロバイオーム)研究が進み、腸内細菌の多様性が個人差や体質、疾患への感受性をよく説明することがわかってきた。生活パターンなど多様なライフスタイルを支える最も重要な因子である睡眠やエネルギー摂取をできるだけ詳細に検討することで、個別化することは重要である。性別もライフスタイルに非常に大きな影響を与える因子である。特に女性のライフスタイルの複雑さは、個別化の大きな因子となる。時間栄養学の観点から、食事のタイミングが健康や体質を決めることが明らかになり、体内時計が個別化の重要な因子となっていることもわかってきた。現代の情報通信技術の進歩は、パソコン、スマートフォン、スマートウオッチなど様々な電子端末を連動することを可能にし、「寄り添い」ながら、「持続可能」な情報を取得して、フィードバックすることができるようになった。それらのウエアラブルデバイスを使って非侵襲的に体の中を推測することができるようになってきている。
社会実装に向けては、多くの産業界の連携が必要である。ゲノムやマイクロバイオームの検査会社、ウエアラブルデバイスの開発会社、食品会社、レストラン、食品宅配会社、コンビニエンスストア、食事評価会社、スマート家電、情報解析・AI技術の産業である。そしてそれらを支えるのが、「デジタルプラットフォーム」である。レシピデータベースや個人情報などの権利保護を実現しつつ、緩やかに共有できる社会インフラが必要である。
プレシジョン栄養学は、食の出口としての健康を提供するとともに、過剰なエネルギーを摂取せず、最適な食事を提供することにより食品ロスを減らして、なおかつ美味しい食生活を提供できることに貢献できるものと考えている。
建帛社
ISBN:4767962234/9784767962238
発売日:2024年05月
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【内容紹介】
本書では、プレシジョン栄養学とはどのようなものかという概説から、個別化方法の進歩、さらには社会実装に向けた実践についての最新の話題を、気鋭の専門家11名の研究成果を基に各領域からアプローチする。
近年、医療や栄養学に於いて個人対応が求められるようになってきている。ゲノム情報を利用した医療(プレシジョン医学〈先進医療〉)が成功をおさめ、日本でも一部がんゲノム医療として保険適用されるに至った。疾病予防、QOL向上を目指して栄養学に於いてもプレシジョン栄養学(オーダーメイド栄養学、テーラーメイド栄養学、個人対応型栄養学、個別化栄養学)が急速に期待されるようになってきている。
プレシジョン栄養学は、個人を特定(個別化)するところから始まる。近年、ゲノム、エピゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボロームなどのオミクス生物学による網羅的解析によって精密に個別化する手法が進展してきた。さらに、腸内細菌(マイクロバイオーム)研究が進み、腸内細菌の多様性が個人差や体質、疾患への感受性をよく説明することがわかってきた。生活パターンなど多様なライフスタイルを支える最も重要な因子である睡眠やエネルギー摂取をできるだけ詳細に検討することで、個別化することは重要である。性別もライフスタイルに非常に大きな影響を与える因子である。特に女性のライフスタイルの複雑さは、個別化の大きな因子となる。時間栄養学の観点から、食事のタイミングが健康や体質を決めることが明らかになり、体内時計が個別化の重要な因子となっていることもわかってきた。現代の情報通信技術の進歩は、パソコン、スマートフォン、スマートウオッチなど様々な電子端末を連動することを可能にし、「寄り添い」ながら、「持続可能」な情報を取得して、フィードバックすることができるようになった。それらのウエアラブルデバイスを使って非侵襲的に体の中を推測することができるようになってきている。
社会実装に向けては、多くの産業界の連携が必要である。ゲノムやマイクロバイオームの検査会社、ウエアラブルデバイスの開発会社、食品会社、レストラン、食品宅配会社、コンビニエンスストア、食事評価会社、スマート家電、情報解析・AI技術の産業である。そしてそれらを支えるのが、「デジタルプラットフォーム」である。レシピデータベースや個人情報などの権利保護を実現しつつ、緩やかに共有できる社会インフラが必要である。
プレシジョン栄養学は、食の出口としての健康を提供するとともに、過剰なエネルギーを摂取せず、最適な食事を提供することにより食品ロスを減らして、なおかつ美味しい食生活を提供できることに貢献できるものと考えている。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。








