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1970年大阪万博輸送 千里を目指した北大阪急行・市営堺筋線/宮武浩二

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宮武浩二
カルチュア・エンタテインメント株式会社ネコ・パブリッシング
RM LIBRARY 302
ISBN:4777055957/9784777055951
発売日:2025年09月



※商品画像はイメージや仮デザインが含まれている場合があります。帯の有無など実際と異なる場合があります。

【内容紹介】
今から55年前の1970(昭和45)年、「人類の進歩と調和」をテーマに日本万国博覧会(大阪万博)が千里丘陵で開催されました。この昭和の高度経済成長期を象徴する国家的なイベントの開催決定に伴い、当時未開発であった千里丘陵に向けて、会場アクセスとなる2つの鉄道ルートが整備されました。ひとつは大阪市交通局(大阪市営地下鉄)御堂筋線を延伸して、新規に建設された北大阪急行電鉄へ直通するもの、もうひとつは地下鉄堺筋線を新規に建設し、既存の阪急千里線と相互乗り入れするものです。
この両線の整備によって、万博会期中の総入場者数6、422万人のうち両線合わせて約2、100万人の輸送を実現、観客輸送に大きな役割を果たしました。

■掲載内容
巻頭グラフ 千里丘陵を目指した2つの万博ルート
はじめに
1.御堂筋線と北大阪急行電鉄の相互乗り入れ
1.1 北大阪急行電鉄の創立と御堂筋線の延伸
1.2 万博の輸送計画
1.3 万博開催を控えた地下鉄と市電
1.4 万博に備えた新造車両
1.5 万博の開催から閉会まで
1.6 万博期間中の車両運用と5000型貴賓車
2.万博終了後の御堂筋線・北急用新造車両
2.1 交通局30系のその後
2.2 北急7000・8000型のその後
2.3 北急2000型のその後
3.堺筋線と阪急電鉄との相互乗り入れ
3.1 堺筋線の相互乗り入れ先の選定
3.2 阪急との相互乗り入れ交渉
3.3 堺筋線の建設
3.4 東吹田検車場について
3.5 交通局60系90両の新造
3.6 堺筋線の開通
3.7 堺筋線と万博輸送
4.万博終了後の堺筋線用車両
4.1 60系のその後
4.2 60系の冷房改造について
4.3 60系の引退
4.4 6014号の保存
おわりに

コラム
交通局30系の車両製作についての経緯/万博期間中の我孫子検車場の対応/荷棚の功罪/「冬眠」させられた56両/デザイン重視の60系の「お顔」/P-6と60系の連結/投げ捨てられた座席

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

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