12/27
時点_ポイント最大13倍
マキエマキ マキエマキ作品集/マキエマキ
販売価格
3,850
円 (税込)
送料無料
- 出荷目安:
- 1~3日で発送予定
たまるdポイント(通常) 35
+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大12倍
※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。
※表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
- 商品情報
- レビュー
マキエマキ
集英社インターナショナル
ISBN:4797673702/9784797673708
発売日:2019年02月
【内容紹介】
「私のエロは私が決める」
いま、最も注目される「人妻熟女自撮り写真家」マキエマキのファースト作品集!
美術史家・山下裕二氏、編集者・都築響一氏、詩人・伊藤比呂美氏も絶賛!
〈作者について〉
1966年大阪生まれ。
1993年よりフリーランスの商業カメラマンとして雑誌、広告などでの活動を始める。
2015年に「愛とエロス」をテーマにしたグループ展に出展したことがきっかけで、自撮り写真の魅力に目覚める。
以後、夫の協力を得ながら、セーラー服に始まり、ホタテビキニから女体盛りまで様々なロケ地やシチュエーションを模索しながら、
「人妻熟女自撮り写真家」として発表を続けている。
アカデミックな「エロス」に辟易してきた私は、ここで宣言しよう。「エロス」ではなく「エロ」が、しかも「昭和のエロ」が素晴らしいと。「エロ」に「ス」が付いたらろくなもんじゃない(美術史家・山下裕二)
「持てるもの」としてのプロに対する、アマチュアや無名の作家という「持たざるもの」の反乱。男たちが妄想としてつくりあげてきたエロスへの、女の側からの反乱(編集者・都築響一)
〈作者からのステートメント〉
性の対象として見られることがずっと嫌だった。男性が、自分に性的な興味を持って接して来るたびに、辛い気持ちになった。
写真撮影を生業としたのは、女性性を求められずに済む仕事だと思ったからだった。
それなのに、必要以上の好意を示されたり、性的な関係を持ちたいと仄めかされたりすることが付いて回り、女に生まれてきたことが呪わしかった。
20代後半から、49歳まで、美しく装うことや、女性らしい振る舞いを避け、自分の女性性を葬るように生きてきた。
49歳になったとき、閉経の兆候が現れた。自身の女としての象徴だった現象がなくなると実感したとき、大きな喪失感を覚えた。
あんなに忌み嫌っていた自分の「女」が消えていくことに、寂しさを感じたのだ。消えてしまう前に女の自分を残したい、少しでも長く女でいたい、そんな想いで自分にカメラを向け始めた。
そのときに思い浮かんだのは、子供の頃、街なかに貼られていた、ピンク映画のポスターや、橋の下に落ちていたエロ本のイメージだった。
振り返ると、昭和の「エロ」は、女性の人権を、あり得ないほど蹂躙しているものだった。それは、まさに男たちのファンタジー。
女性から見ると、あまりにもバカバカしい、そのファンタジーを再現して笑うことが、かつて葬った自分の女性性への弔いになるような気がした。
夢の国のお姫様のドレスを着るように、私は、マキエマキという着ぐるみを着て、ファンタジーの主人公を演じる。台本も、演出も、監督もすべて私。
誰にも縛られず、私自身が作り出す、私のエロファンタジー。これを作り出すことが、今の私には生きる喜びになっている。
集英社インターナショナル
ISBN:4797673702/9784797673708
発売日:2019年02月
【内容紹介】
「私のエロは私が決める」
いま、最も注目される「人妻熟女自撮り写真家」マキエマキのファースト作品集!
美術史家・山下裕二氏、編集者・都築響一氏、詩人・伊藤比呂美氏も絶賛!
〈作者について〉
1966年大阪生まれ。
1993年よりフリーランスの商業カメラマンとして雑誌、広告などでの活動を始める。
2015年に「愛とエロス」をテーマにしたグループ展に出展したことがきっかけで、自撮り写真の魅力に目覚める。
以後、夫の協力を得ながら、セーラー服に始まり、ホタテビキニから女体盛りまで様々なロケ地やシチュエーションを模索しながら、
「人妻熟女自撮り写真家」として発表を続けている。
アカデミックな「エロス」に辟易してきた私は、ここで宣言しよう。「エロス」ではなく「エロ」が、しかも「昭和のエロ」が素晴らしいと。「エロ」に「ス」が付いたらろくなもんじゃない(美術史家・山下裕二)
「持てるもの」としてのプロに対する、アマチュアや無名の作家という「持たざるもの」の反乱。男たちが妄想としてつくりあげてきたエロスへの、女の側からの反乱(編集者・都築響一)
〈作者からのステートメント〉
性の対象として見られることがずっと嫌だった。男性が、自分に性的な興味を持って接して来るたびに、辛い気持ちになった。
写真撮影を生業としたのは、女性性を求められずに済む仕事だと思ったからだった。
それなのに、必要以上の好意を示されたり、性的な関係を持ちたいと仄めかされたりすることが付いて回り、女に生まれてきたことが呪わしかった。
20代後半から、49歳まで、美しく装うことや、女性らしい振る舞いを避け、自分の女性性を葬るように生きてきた。
49歳になったとき、閉経の兆候が現れた。自身の女としての象徴だった現象がなくなると実感したとき、大きな喪失感を覚えた。
あんなに忌み嫌っていた自分の「女」が消えていくことに、寂しさを感じたのだ。消えてしまう前に女の自分を残したい、少しでも長く女でいたい、そんな想いで自分にカメラを向け始めた。
そのときに思い浮かんだのは、子供の頃、街なかに貼られていた、ピンク映画のポスターや、橋の下に落ちていたエロ本のイメージだった。
振り返ると、昭和の「エロ」は、女性の人権を、あり得ないほど蹂躙しているものだった。それは、まさに男たちのファンタジー。
女性から見ると、あまりにもバカバカしい、そのファンタジーを再現して笑うことが、かつて葬った自分の女性性への弔いになるような気がした。
夢の国のお姫様のドレスを着るように、私は、マキエマキという着ぐるみを着て、ファンタジーの主人公を演じる。台本も、演出も、監督もすべて私。
誰にも縛られず、私自身が作り出す、私のエロファンタジー。これを作り出すことが、今の私には生きる喜びになっている。
※本データはこの商品が発売された時点の情報です。


