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骨のうたう “芸術の子”竹内浩三/小林察

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小林察
藤原書店
ISBN:4865780343/9784865780345
発売日:2015年07月



【内容紹介】
戦後70年――今甦る詩人の魂。
マンガと詩と音楽を愛すること一方ならず、戦争さえ諧謔の中に笑いとばした竹内浩三(1921―45)。映画監督を志し、自ら「ぼくは、芸術の子です」と記したが、時代はそれを許さず、70年前、フィリピンで戦死した。
30年以上にわたり浩三の作品を発掘・紹介し、評価しつづけてきた著者が、今こそ浩三の魂を甦らせる。
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■竹内浩三とは?
1921年、三重県宇治山田市に生れる。34年、宇治山田中学校に入学。「まんがのよろずや」等と題した手作りの回覧雑誌を作る。40年、日本大学専門部映画科へ入学。42年、中井利亮、野村一雄、土屋陽一と『伊勢文学』を創刊。同年10月に三重県久居町の中部第三十八部隊に入営、43年に茨城県西筑波飛行場へ転属される。44年1月1日から、「筑波日記一」の執筆を開始。7月27日に「筑波日記二」中断、12月、斬り込み隊員として比島へ向かう。45年4月9日、「比島バギオ北方一〇五二高地にて戦死」(三重県庁の公報による)。


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