12/20 時点_ポイント最大26倍

なつかしい近代文学 江戸を視野に入れて/西田耕三

販売価格
10,120
(税込)
送料無料
出荷目安:
1~3日で発送予定
たまるdポイント(通常) 92

+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大25倍

※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。

表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍

  • 商品情報
  • レビュー
西田耕三
文学通信
ISBN:4867660892/9784867660898
発売日:2025年06月



※商品画像はイメージや仮デザインが含まれている場合があります。帯の有無など実際と異なる場合があります。

【内容紹介】
なつかしいのは、根源的に、見定めようとしていた対象が次第に茫漠となり、やがて世界の中に消失してしまうからである。
「世界」の側にいる私たちに、その現象が「なつかしい」と感じられるのだ――。

近代になって多くの「江戸」は失われた。しかし、すべてが跡形もなくなくなったわけではない。
倫理や思想を巻き込んで展開する文学の場合、前代の思想や倫理が一気に消去されることはない。新来の西洋の思想や倫理と拮抗しながら生き続ける。
本書は、江戸時代の思想や倫理と近代の文学のつながりを、トリヴィアルで断片的な事柄から解き、広い場に引き上げ、それらの特徴を確認したり、新たに見出したりしようとする。
江戸思想はどう転位し、近代文学に流れ込んでいるのか。たとえば、太宰春台の時代には当たり前だった言葉は、賢治の時代には驚異に感じられたことなどである。

【近代になって多くの「江戸」は失われた。しかし、すべてが跡形もなくなくなったわけではない。一般的に思想や倫理は、それに代わるものが出て来ないかぎり簡単にはなくならない。だから、倫理や思想を巻き込んで展開する文学の場合、前代の思想や倫理が一気に消去されることはない。新来の西洋の思想や倫理と拮抗しながら生き続ける。
しかし、江戸時代の思想や倫理と近代の文学を何の媒介もなしに連結することは可能だろうか。それが可能であるためには、膨大な量の作品と研究成果の蓄積を一度かっこに入れ、断片と摘要を旨として考えてみる必要がある。なぜなら、これは総括へ向かってのまったく初心の出発だからである。】……「第一章 江戸思想の転位」より

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

なつかしい近代文学 江戸を視野に入れて/西田耕三のレビュー

投稿されたレビューは0件です。

この商品のカテゴリ

同カテゴリのおすすめ商品

別カテゴリのおすすめ商品

ふるさと納税百選のおすすめ返礼品