12/18 時点_ポイント最大13倍

人工妊娠中絶をめぐる心のケア 周産期喪失の臨床心理学的研究/管生聖子

販売価格
4,840
(税込)
送料無料
出荷目安:
1~3日で発送予定
たまるdポイント(通常) 44

+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大12倍

※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。

表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍

  • 商品情報
  • レビュー
管生聖子
大阪大学出版会
ISBN:4872597494/9784872597493
発売日:2022年03月



【内容紹介】
当事者の語りを現象学的に分析し、心の回復へと導く

語ることすらタブー視されがちな人工妊娠中絶であるが、近年の超音波診断やNIPT(出生前遺伝学的検査)の広がりにより、医療や法律面からは様々な議論が行われている。その一方で臨床心理学的領域では、流産や死産経験者などに比べ、人工妊娠中絶経験者に対する心理ケアが十分になされているとは言い難い。人工妊娠中絶は「個人的なこと」で罪悪感が強く、医療スタッフにとっても大きな葛藤を抱える出来事とされているためである。
本書はそうした状況に一石を投じるべく、詳細なインタビュー調査や質問紙調査をもとに、当事者にどのような心理的ケアが必要かつ可能なのかを探ってゆく。

3部構成のうち第1部では、周産期の喪失、人工妊娠中絶に関する歴史と現状、出生前診断について触れるとともに、周産期の喪失体験によって引き起こされる可能性がある悲嘆反応やPTSD(トラウマ=心的外傷後ストレス障害)について論じる。
第2部では人工妊娠中絶に関する調査研究を提示する。当事者へのインタビュー調査及び質問紙調査の結果から、その内的世界を描き出したうえで現象学的分析を用い、体験のありようについて考察する。さらに、当事者同士の交流会の実施についても言及する。
そして第3部においては、人工妊娠中絶の特殊性を考慮しながら心理臨床家がどのように関わってゆくことが出来るかを総合的に検討する。
また、コラムでは、スウェーデンでの周産期喪失心理ケアの現場を訪問したレポートを収録する。

人工妊娠中絶経験者の詳細な語りを取り上げて分析した書籍としては、日本でほぼ初めてと言ってよく、臨床心理士のほか、医師、助産師、看護師などが実践の場で生かせる一冊である。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

人工妊娠中絶をめぐる心のケア 周産期喪失の臨床心理学的研究/管生聖子のレビュー

投稿されたレビューは0件です。

この商品のカテゴリ

同カテゴリのおすすめ商品

別カテゴリのおすすめ商品

ふるさと納税百選のおすすめ返礼品