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もの想うこころ 生きづらさと共感四つの物語/村井雅美

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村井雅美
木立の文庫
ISBN:4909862072/9784909862075
発売日:2019年10月



【内容紹介】
「奥歯の小さな穴ひとつにこころが詰まっている」

病気になると私たちは、そのことでこころが一杯になってしまいます。
そんな“からだの傷み”に溢れてしまった時、私たちは、
その現実を受け入れて立ち向かおうとするこころを、どこに得ることができるでしょう?

からだの傷みから沁み出る“こころの痛み”。
その苦悩をいっしょに理解しようとしてくれる人がどこかに居てくれると、
奥歯の穴という「とてつもない不幸」が、なんとか抱えられる不幸になる。
そんな経験を私たちは皆、もっているのではないでしょうか?

*** ***

それでは、目の前に「こんがらがった苦しみ」にさいなまれている人が居るとき、
私たちには何ができるでしょう?
苦しみへの寄り添い方として、巷ではいろいろなアプローチが紹介されていますが、
この本では、新しい《共感》の可能性を、読者とともに捜します。

“記憶のはるか彼方にある情景”が浮かびあがり、その情景が二人のあいだで共有されるとき、
《生きづらさ》を生きる力が得られる。
??そうしたテーマをめぐって紡がれた
『からだの病いとこころの痛み』〔木立の文庫、 2019年〕のエッセンスを、
「四人」とのあいだの“内なるドキュメンタリー”として物語るのが、この本です。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

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