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印刷文化の黎明 インキュナブラからキリシタン版まで/下園知弥/勝野みずほ

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下園知弥勝野みずほ
西南学院大学博物館
西南学院大学博物館研究叢書
ISBN:491003854X/9784910038544
発売日:2022年06月



【内容紹介】
グーテンベルクが活版印刷術を完成させて以降、1500年までに印刷された書物を「インキュナブラ」と呼ぶ。インキュナブラは今日の印刷本の祖先であるが、挿絵や装飾が手作業で描き込まれるなど、印刷本と写本の両方の性質を併せ持っていた。
活版印刷術はヨーロッパの諸都市に伝播し、1590(天正18)年には布教のため来日したイエズス会の巡察師ヴァリニャーノの発案によって日本にもたらされた。キリシタンたちが印刷・出版した書物を「キリシタン版」と総称し、1591ー1610年頃までに50タイトル以上の書物が印刷されたと考えられている。
かつての面影を残しながらも変化していく書物のすがたを通し、西洋印刷文化の黎明期に迫る。
【2022年度西南学院大学博物館企画展I図録】

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

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