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ヘマトロジー 2(2020No.2)

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クリニコ出版
ISBN:4991092760/9784991092763
発売日:2020年04月



【内容紹介】
白血病診療を取り巻く環境は大きく変わり、一気に治療成績を変えてしまうブレイクスルーが何回かあった。リツキシマブの登場は悪性リンパ腫の化学療法を大きく変え、イマチニブをはじめとするチロシンキナーゼ阻害薬の登場は、慢性骨髄性白血病の治療を根底から変えてしまうインパクトがあった。
そして、またこの数年は急性白血病に対する化学療法そのものが大きく様変わりするような新規薬剤が登場している。一定期間にこれほどの新規治療薬が登場するのはほかに例をみないと思う。急性骨髄性白血病では、全症例の30 %にみられる予後不良因子の1つとされるFLT3-ITDの遺伝子変異に対する分子標的薬ギルテリチニブが2018年12月、次いで2019年6月にはキザルチニブも保険収載されている。急性リンパ性白血病(acute lymphoblastic leukemia ALL)の世界でも、CD22抗原をターゲットとしたイノツズマブ オゾガマイシンが2018年1月、続いて2018年9月にはCD19抗原と患者T-リンパ球(CD3)を結合させ免疫の力で治療するブリナツモマブも登場している。また最近話題の細胞療法も、2019年5月CAR-T療法のかたちで承認され、ALLや悪性リンパ腫の症例で治療が開始されている。いずれも再発・難治の症例に限られているが、これらの薬剤が登場するまでは造血幹細胞移植のほかに治癒が期待できるものはないとされてきた領域である。現場のエキスパートの先生方が、どのようにこの再発・難治の白血病に対して治療戦略を考えていくのか、ぜひ、この機会にお聞きしたくて、鼎談と原稿をお願いしている。また移植の適応を考えるうえで、新規薬剤とは別の方向から有用な情報を提供してくれるのが、白血病細胞の染色体や遺伝子の情報である。「がんゲノム」時代において、山口博樹先生(日本医科大学)に解説をお願いした。
昨今、さまざまな領域で「チーム医療」という言葉を聞くようになった。そのなかでも、造血幹細胞移植の世界は「チーム医療」なくしては診療できないレベルまできている。そこで、年間150例以上の造血幹細胞移植を実施している森有紀先生(虎の門病院)に「チーム医療」の実際を紹介してもらった。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

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