フランシスカン シャルドネ 2018年 750ml （アメリカ カリフォルニア 白ワイン）

フランシスカン シャルドネ 2018年 750ml （アメリカ カリフォルニア 白ワイン）

Franciscan Chardonnay Monterey County & Napa County [2018]

31年前にジャスティン メイヤーがフランシスカンの醸造家に就任した際、彼は細部まで気を配ったワイン造りに取り組みました。彼はオークヴィル エステートをそれぞれの区画に分け、ブドウは醸造の過程においてもきちんと区別することで、それぞれのブドウの良さを最大限に表現したのです。そして最終段階において、それぞれのロットのワインを丁寧にブレンドすることにより、豊かで濃厚でありながら、しなやかなタンニンのスタイルが実現したのです。

彼は、このワインの表ラベルに“ナパ・ヴァレーカベルネ ソーヴィニヨン1975が表すスタイルと特長こそ、まさにフランシスカンそのものなのです”と記しました。そしてここから、フランシスカンの小ロット醸造という伝統が始まったのです。

時が経つにつれ、ヴィンヤード数は増えていきましたが、今でも元々の区画であるオークヴィル エステートはきちんと区別されており、カベルネ ソーヴィニヨンのぶどうの中心でありつづけています。それぞれのヴィンテージは200のロットで別々に醸造され、1年半の樽熟成後、何度もブラインドテイスティングを行い、最上級のロットのみが使用されてこの「フランシスカン ナパ ヴァレー カベルネ ソーヴィニヨン」が完成するのです。

フランシスカン シャルドネ 2018年
淡い黄色。芳醇で熟したリンゴや、パイナップル、レモンの皮、グリルしたマッシュルームやキャラメルも感じられます。力強く華やかでフルボディ。洋ナシのコンポート、クレームブリュレにマジパンやミネラルのニュアンスが感じられるフィニッシュの長い白ワイン。
フランシスカンではシャルドネも情熱を傾けている品種のひとつであり、今ヴィンテージでは、2箇所の冷涼な地区、モントレーとナパのブドウのマリアージュに挑戦しました。モントレーはサンタ・ルチア・ハイランドとアロヨセコ地区のぶどうを用い、ワインにトロピカルな風味、フレッシュさ、そしてエレガントなニュアンスを与えています。ナパは、カーネロス地区のぶどうを用い、熟した洋ナシやリンゴの風味、芳醇なボディとミネラルの特長をワインに与えています。一部のワインはフランシスカンの伝統である野生酵母でつくり、マロラクティック発酵やシュール・リー熟成を行う事で、コクのある、クリーミーで複雑味をもつフランシスカンのシャルドネを生みだしています。